千葉銀行住宅ローンの評判を解説!向いている人や審査通過のコツを紹介

千葉県に本店がある千葉銀行は三大地方銀行の一つです。

千葉県は日本で6番目に人口が多い都道府県のため、千葉銀行は利用者も多く、千葉銀行で住宅ローンを組むという人も少なくありません。

今回は、そんな千葉銀行の住宅ローンについて金利や審査基準、審査通過のコツなどを解説します。

これから千葉銀行で住宅ローンを検討している人は、ぜひ参考にしてみて下さい。

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Contents

千葉銀行住宅ローンの概要

借入可能金額 50万円~1憶円(10万円単位)
事務手数料 55000円
保証料 〇保証料一括支払いの場合:100万円あたり、4580円~20688円
〇借入金額に組み込む場合:年0.2~0.4%の金利上乗せ
返済期間 ~35年以内
繰り上げ返済手数料 〇一部繰上返済手数料:33000円(インターネットなら無料)
〇全額繰上返済手数料:33000円

千葉銀行住宅ローンの金利について

千葉銀行の住宅ローン金利は以下の3つがあります。

  • 変動金利型
  • 固定金利型
  • 固定期間選択型

千葉銀行住宅ローンの金利

変動金利型と固定金利型の金利は以下の通りです。

金利タイプ 店頭表示金利 最大割引後金利
変動金利 2.475% 年0.725%
固定金利2年物 2.750% 年0.9%
固定金利3年物 2.900% 年0.85%
固定金利5年物 3.350% 年1.1%
固定金利7年物 3.350% 年1.1%
固定金利10年物 3.350% 年1.1%
固定金利15年物 4.450% 年1.7%
固定金利20年物 4.950% 年1.7%
固定金利35年物 2.290% 年1.96%

全期間固定金利型の金利はこちらです。

金利タイプ 店頭表示金利 最大割引後金利
新規借入期間
21年~35年以内
2.28% 年1.95%
借り換え借入期間
21年~25年以内”
2.09% 年1.76%
借り換え借入期間
26年~30年以内
2.23% 年1.9%
借り換え借入期間
31年~35年以内
2.29% 年1.96%

千葉銀行住宅ローンの金利タイプの特徴

千葉銀行住宅ローンの特徴としては、上記であげた3つの金利から2つの金利を選択する「ミックスタイプ借入」と呼ばれる制度を利用できることです。

「ミックスタイプ借入」を行う場合は申込書が2口分必要になりますが、変動金利と固定金利を組み合わせることで、通常よりも金利の変動リスクを下げてローンを組むことができます。

また、公的な融資を受けている人の場合だと「ちばぎん無担保住宅ローン」と呼ばれるローンに借り換えをすることも可能です。

「ちばぎん無担保住宅ローン」の借入条件は厳しいですが、低金利で融資を受けられることから人気のプランとなっています。

借入条件は以下の通りです。

  • 貸出時の年齢が満20歳以上、65歳未満でかつ75歳未満で完済できる方
  • 住まい、または勤め先が千葉銀行本支店の営業地域内にある方
  • 安定継続した収入がある方(パート・アルバイト・年金収入のみの方はお断り)
  • 借り換え対象の融資を3年以上返済しており、6か月以内に延滞がない方
  • 千葉銀行指定の団体信用生命保険に加入できる方

金利タイプの変更

千葉銀行の住宅ローンでは、変動金利から固定金利への変更は可能です。

変更手数料は33,000円かかりますが、変動金利の状況によっては固定金利に切り替えた方がお得になる可能性があります。

千葉銀行住宅ローンの審査基準

それでは、千葉銀行住宅ローンの審査基準をチェックしていきましょう。

年齢

千葉銀行住宅ローンの年齢基準は、「20歳以上70歳未満で、80歳の誕生日までに完済できること」とされています。

年齢条件は特別厳しいというわけではなく、標準的な年齢設定だといえるでしょう。

ただ、住宅ローンは年齢が若ければ若いほど審査に通過する可能性が高いので、借り入れを検討している場合は、できるだけ早めに申し込みをすることをおすすめします。

年収

千葉銀行住宅ローンの審査基準に具体的な年収額は示されていません。

しかし、条件として「安定した継続収入があること」とあるので、金額の指定はないものの、継続して収入を得ていることを審査の際に証明する必要があります。

年収条件は他行と比較すると易しいといえるでしょう。

職業

千葉銀行住宅ローンの審査において職業の指定は特にありません。

そのため、派遣社員や契約社員の方でも審査に申し込むことができます。

他の金融機関では、非正規雇用の場合は審査に申し込むことができないこともありますが、千葉銀行では、そのような条件を設けていません。

勤続年数

千葉銀行住宅ローンの審査に申し込むためには、1年以上の勤続年数が必要になります。

他の金融機関だと3年以上の勤続が審査基準になっていることもあるので、1年は比較的クリアしやすい基準です。

ただ、勤続年数は長いほうが金融機関からの信用が高まるので、審査に通過しやすくなる傾向があるかもしれません。

健康状態

千葉銀行の住宅ローンを利用する際には、千葉銀行が指定する団体信用生命保険に加入する必要があります。

ただ、千葉銀行は通常の団体信用生命保険に加えて、ワイド団信を用意しているので、健康状態に不安がある人でも、ワイド団信を利用することで審査に通過することができるかもしれません。

適用金利に0.3%上乗せをして支払う必要がありますが、千葉銀行で住宅ローンを利用したい人にとってありがたいサービスです。

千葉銀行住宅ローンの団信について

千葉銀行の団信は保証を手厚くするための上乗せ金利がほかの金融機関と比較すると低いという特徴があります。

特にガンに対しての保障を厚くする「がん団信」に関しては、上乗せ金利がゼロで保障の追加が可能なので、もはや申し込みをしない人はいないでしょう。

2人に1人が患う可能性があるガンと診断されると住宅ローンの残高がゼロなるので、将来に不安がある方でも安心して住宅ローンを利用することができます。

千葉銀行の住宅ローンはその他の特約も充実しているため、病気などのリスクを心配している人にとって使いやすい住宅ローンです。

プラン 上乗せ金利
がん団信 なし
11疾病団信 年0.1%
3大疾病団信 年0.3%
全傷病団信 年0.3%
ワイド団信 年0.3%

千葉銀行の連帯債務住宅ローン

千葉銀行の住宅ローンでは「連帯債務ローン」と呼ばれる、サービスを使うことができます。

「連帯債務ローン」とは、二人で一つの住宅ローンを借り入れることです。

二人で一つのローンを組むため保証料や手数料は一つ分の住宅ローンの支払いのみですが、二人とも住宅ローンを借りていることには変わりがないため、お互いに住宅ローン控除を受けることができます。

住宅ローン控除とは、年間最大40万円の税金控除を最大で10年間受けることができる制度です。

二人とも控除を受けることができるとなると、最大で800万円の控除を受けることができます。

また、千葉銀行の連帯債務ローンでは「連生団信」「連生がん団信」に加入することで、相手にもしものことがあった場合に住宅ローンの支払い残高を0円にすることも可能です。

「連帯債務ローン」は二人で一つのローンを借りるため、何かあった場合が不安ですが、そうした場合にもきちんと備えることができるのは千葉銀行の魅力ですね。

千葉銀行住宅ローンの審査の流れ

千葉銀行住宅ローンの流れをまとめましたので、これから住宅ローンの審査に申し込む方は是非チェックしてください。

事前審査申込

千葉銀行の住宅ローンを利用したい場合は、本審査の前に事前審査の申し込みをしなければなりません。

事前審査はインターネットでも受け付けているので、平日は仕事で忙しいという方はインターネットで申し込みをしてみてください!

事前審査の結果連絡

事前審査の申し込みをすると最短で当日、長くても3日程度で審査の結果が届きます。

当日に結果がわかるなんて早すぎますよね。

これほど審査結果がわかるスピードが早い金融機関は珍しいです。

ここで審査に無事通過しているならば、次は住宅ローンの本審査に進みましょう。

本審査申込

本審査の申し込みはインターネットでできないため、必ず店舗を訪れる必要があります。

本審査は事前審査よりも細かい項目でみられることが多いですが、事前審査もきちんと通過しているので、そこまで不安になる必要はありません。

リラックスして本審査の結果を待ちましょう。

本審査の結果報告

本審査の結果がわかるまでは、申し込みをしてからだいたい2週間から4週間かかります。

金融機関によっては、本審査の結果報告も2週間でわかるところもあるので、そのような所と比較すると本審査の結果報告は時間がかかると考えたほうがいいでしょう。

契約の締結

本審査に無事通過したらあとは契約を結ぶだけです。

千葉銀行の住宅ローンは様々な団信がついているため、自分にあった契約内容かどうかきちんと確認をしてから契約を結ぶようにしましょう。

特に金利については損をしやすいポイントでもあるので、注意が必要です。

融資実行

契約を結び終えたら、あとは融資の実行を待ちます。

無理ない返済計画を立てていると思いますので、計画にしたがってきちんと返済をしていきましょう。

千葉銀行住宅ローンの審査の難易度

ここまで千葉銀行住宅ローンの概要や審査基準について解説をしてきましたが、住宅ローンの難易度が他行と比較して高いのか気になりますよね。

結論から言うと、千葉銀行住宅ローンの難易度は一般的であると言えるでしょう。

千葉銀行は地方銀行として国内最大手なので、メガバンクのように審査が厳しいのではないかという印象がありますが、審査基準自体は特別高いというわけではないです。

ワイド団信の用意もありますので、健康状態に不安がある方でも対応してもらえる可能性があります。

ただ、地方銀行なので融資を受けることができる対象エリアが決まっているので注意が必要です。

千葉銀行の住宅ローンに向いている人の特徴

家の模型とスーツの男性

千葉銀行住宅ローンの審査は一般的な審査基準であるということが理解できたと思います。

それでは、千葉銀行の住宅ローンに向いている人は一体どのような人なのでしょうか?

向いている人の特徴を紹介するので、借り入れを検討している人は、自分が当てはまるかどうかチェックしてみて下さい!

【向いている人の特徴①】繰り上げ返済の予定がある人

向いている人の特徴一つ目は、「繰り上げ返済の予定がある人」

千葉銀行ではインターネットで手続きを行うことで、一部繰り上げ返済の手数料を無料にすることができます。

住宅ローンの総支払額を大きく減らせるというメリットから、利用者の多い繰り上げ返済。

しかし、多くの金融機関では繰り上げ返済をする際には手数料がかかってしまいます。

繰り上げ返済の手数料は数万円かかってしまう場合も多いため、できるだけ支払額を減らしたいけれど手数料が高すぎるために使いづらいということも少なくありません。

その点千葉銀行の住宅ローンなら手数料無料なので、繰り上げ返済の予定が初めからある人には向いているといえるでしょう。

【向いている人の特徴②】土日しか相談に行くことができない人

「平日は仕事で忙しいけど、住宅ローンに関しては直接相談したい」

このように考えている人はきっと多いですよね。

千葉銀行はそんな忙しい人にも対応できるように、土日祝日も住宅ローンの相談に対応している店舗があります。

そのため、週末しか休みがない人でも直接相談に行くことができるので、住宅ローンのことで何か困ったことがある場合に対応してもらうことが可能です。

週末は多くの相談客で混雑をする可能性がありますので、事前に予約をしてから店舗に行くことをおすすめします。

【向いている人の特徴③】普段から千葉銀行の利用頻度が高い人

千葉銀行は「ひまわり宣言」というサービスを取り入れています。

「ひまわり宣言」とは、毎月末の取引集計店を計算して、ステージを判定し、ステージごとに利用特典を得ることができるというサービスのことです。

千葉銀行で住宅ローンを利用している方は、住宅ローンについての項目を満たすことができるので、ステージが高くなりやすいです。

ステージが高くなると、ATMの手数料が無料になる特典などがあり、普段から千葉銀行を利用している人にとってはありがたいですよね。

千葉銀行の住宅ローンに向いていない人の特徴

一方、千葉銀行の住宅ローンに向いていない人はどんな人なのでしょうか?

これから向いていない人の特徴を紹介するのでぜひ参考にしてみて下さい。

【向いていない人の特徴①】金利をとにかく安く抑えたい人

とにかく金利を低く抑えたいと考えている人は、千葉銀行の住宅ローンは向いていないかもしれません。

千葉銀行の住宅ローン金利が特別高いというわけではありませんが、金利をとにかく抑えたいという場合はほかの金融機関を検討することをおすすめします。

ネット銀行などは金利や手数料が抑えられていることがあるので、気になる人は一度調べてみて下さい!

【向いていない人の特徴②】申込みから借入までの期間を短くしたい人

千葉銀行の住宅ローンでは申し込みから借入まで最長1か月以上かかることあります。

そのため、できるだけ審査を早くしてほしいという人にとっては向いていません。

審査申込から借入までの期間が短い金融機関では3週間ほどで審査が終わる金融機関もあるので、早く審査をしてほしい人はほかの金融機関を利用しましょう。

千葉銀行住宅ローンの審査に通過する3つのコツ

千葉銀行の住宅ローンに向いている人と、向いていない人の特徴が理解できましたか?

千葉銀行の住宅ローンはサポートも充実しているため、検討している人もきっと多いと思います。

審査を申し込むのなら、スムーズに通過したいところですよね。
そんな人に向けて、ここから千葉銀行の住宅ローン審査を通過するコツを紹介します。

【コツ①】自分の信用情報にキズがないようにする

千葉銀行の住宅ローン審査に通過するための一つ目のコツは、自分の信用情報にキズが付かないようにすることです。

住宅ローン審査では、過去のクレジットカード情報やローンの支払い状況が必ずチェックされます。

もしも過去にクレジットカードやローンの支払いを滞らせていると、審査に通過できる可能性が低くなるでしょう。

そのため、住宅ローンの借入を検討しているのならば、自分の信用情報にはキズが付かないように注意してください!

【コツ②】連帯債務住宅ローンを使い、一人の借入金額を減らす

千葉銀行の住宅ローン審査に通過するためには、「連帯債務住宅ローン」を利用して一人の借入金額を減らす方法もおすすめです。

千葉銀行は連帯債務住宅ローンという制度を取り入れています。

連帯債務住宅ローンは「節税効果」や「連生団信」の利用が可能というメリットもありますが、何より一人の借入金額を減らすことができる点も魅力の一つです。

もし一人ですべて住宅ローンの借り入れをした場合、借入金額が高額になるため返済比率が高くなり、審査の通過が難しくなるかもしれません。

そんな時に連帯債務住宅ローンを利用することで、一人の借入金額と返済比率を下げることができるため、結果的に審査に通過しやすくなります。

【コツ③】返済比率は余裕を持たせる

千葉銀行の住宅ローン審査に通過するためには、返済比率にできるだけ余裕を持たせましょう。

返済比率は住宅ローンの返済が滞りなくできるかを判断する基準の一つです。

返済比率は「年収に占める、住宅ローンの年間返済額の割合」のことを表し、計算方法は

「返済比率(%) = 年間返済額 ÷ 額面年収 × 100」

です。

千葉銀行で住宅ローン審査をスムーズに通過したいのならば、返済比率はできるだけ余裕を持たせましょう。

千葉銀行の住宅ローンは使いやすくて安心!

千葉銀行の住宅ローンは金利が特別安いわけではありませんが、がん団信の上乗せ金利がゼロであることや、土日祝日も相談可能など、保障が充実しているため、使いやすい住宅ローンです。

また日ごろから千葉銀行を利用している人にとって、条件を満たすことでATMの手数料が無料になるのは魅力的ですよね。

審査基準も特別厳しいということはなく、比較的住宅ローンの申込もしやすいと思います。

これから住宅ローンの借り入れを検討している人は、千葉銀行の住宅ローンも選択肢に入れてみて下さい!

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