イオン銀行住宅ローンの審査・評判!審査通過のコツを徹底解剖

イオンといえば、スーパーやショッピングセンターをイメージする人が多いですが、それ以外にも私たちの生活に関係するさまざまな分野で事業を展開しています。

そんな流通系最大手のイオングループが運営しているのが、イオン銀行です。

イオンモールを中心に店舗展開しているため、日常の生活に密着していて非常に親しみやすいと高評価を得ています。

今回は、そんなイオン銀行住宅ローンについて調べてみました。

イオン銀行住宅ローンの審査基準や金利はもちろん、付帯可能なサービスから審査に通過するコツまで、詳しく解説していきます。

住宅ローンの利用を検討している人は、ぜひ参考にしてください。

※本ページにはPRが含まれます。

Contents

イオン銀行住宅ローンの概要

借入可能金額 200万円~1億円(10万円単位)
事務手数料 定率型:借入金額の2.2%
定額型:11万円
※定額型を利用する場合は金利0.2%上乗せ
保証料 0円
返済期間 1年~35年(1ヶ月単位)
繰上返済手数料 一部繰上げ返済:手数料無料
一括返済:5万5,000円

イオン銀行住宅ローンの金利について

住宅ローンの金利は、さまざまな金利タイプや金利プランが複雑に組み合わさって分かりにくいことも多いです。

イオン銀行住宅ローンの金利は、変動金利と固定金利のみで非常にシンプルです。

イオン銀行住宅ローンの金利

イオン銀行公式ページ等に表示されている金利は以下の通りです。

金利プラン(変動金利) 0.52%
当初10年固定特別金利プラン(固定金利) 3年固定:0.43%
5年固定:0.55%
10年固定:0.62%

※2020年8月15日現在

固定金利特約を結ぶことで金利を一定期間固定でき、特約の固定期間は、2年、3年、5年、7年、10年から選択できます。

要注意!金利の引下幅は審査で変わる

イオン銀行住宅ローンは、変動金利、5年固定、10年固定が非常に低金利で、かなり魅力的です。

ただし、金利の引下幅は審査結果によって決定されます。

ローン審査に通過すれば誰でもこの金利が適用されるわけではありませんので注意しなければなりません。

住宅ローン金利プラン

イオン銀行公式ページでは、住宅ローン金利プランについて「完済まで点表示金利からずっと最大-1.85%」と説明しています。

しかし、注意書きをよく読んでみると、「最小0.30%差し引く」との説明もあります。

小さな文字で表示されているので、しっかり読まなければ見落としてしまいそうです。

住宅ローン金利プラン 完済まで店頭表示金利からずっと最大-1.85%
完済まで店頭表示金利から最大1.85%(最小年0.30%)を差引く

つまり、住宅ローン金プランの金利引下幅は-0.30%~-1.85%の範囲で、引下幅は審査に通過するまでは分からないのです。

イオン銀行住宅ローン「住宅ローン金利プラン」の店頭表示金利は、2.37%なので、

  • 引下幅が最大の場合:0.52%
  • 引下幅が最小の場合:2.07%

引下幅によって適用金利に最大2.15%も差がついてしまいます。

当初10年固定特別金利プラン

では、当初10年固定特別金利プランはどうでしょうか?

こちらも「固定金利特約終了後から完済まで店頭表示金利よりずっと最大-1.6%」とあります。

住宅ローン当初10年固定特別金利プラン 当初固定金利特約期間終了後から完済まで店頭表示金利よりずっと最大-1.6%
店頭表示金利から最大1.60%差引く、または最大年0.02%引上げる場合がある

注意書きをよく読んでみると、このプランでは金利の引下幅が小さくなるだけでなく、店頭表示金利よりも引き上げられる場合もあると記載されています。

つまり、適用される金利は店頭表示金利の+0.02%~-1.6%の範囲だということです。

当初10年固定特別金利プランの店頭表示金利は、固定10年で2.90%なので、以下のようになります。

  • 引下幅が最大の場合:1.3%
  • 金利が引き下げられず、逆に引き上げられた場合:2.92%

金利の引下幅は要確認!

上記金利は、当初10年固定特別金利プランの「当初固定金利特約期間終了後から完済まで」に適用される金利です。

念のため、「当初固定金利特約期間中」の適用金利について見てみましょう。

当初固定金利特約期間中は、10年固定0.62%で利用できると記載されていますが、注意書きには「審査の結果によっては、借入金利を店頭表示金利まで引き上げる場合がある」と記されています。

つまり、0.62%で借りるつもりだったのが、契約当初から2.9%の金利で借りることになってしまう可能性もあるということです。

イオン銀行住宅ローンの金利に関しては、

  • 公式ページで宣伝している金利が誰にでも適用されるわけではない
  • 店頭表示金利より適用金利の方が高くなる可能性もある

この2点を覚えておいてください。

【イオン銀行住宅ローンの店頭表示金利】

変動金利 2.37%
固定2年 2.60%
固定3年 2.60%
固定3年 2.60%
固定5年 2.60%
固定7年 2.65%
固定10年 2.90%

※2020年8月15日現在

金利タイプの変更

イオン銀行住宅ローンは、

  • インターネットバンキング
  • 店舗・郵送

で金利タイプの変更手続きを受け付けています。

インターネットバンキングで手続きする場合

変動金利タイプ→固定金利タイプ 約定返済日の2日前まで
固定金利タイプ→固定金利タイプ 固定金利特約期間満了月の約定返済日の2営業日前まで
固定金利タイプ→変動金利タイプ 手続き不要で自動的に変動金利に切り替わる

固定金利特約期間中の変更は不可

店舗・郵送で手続きする場合

変動金利タイプ→固定金利タイプ 約定返済日の10日前まで
固定金利タイプ→固定金利タイプ 手続き不要で自動的に変動金利に切り替わる
固定金利タイプ→変動金利タイプ 手続き不要で自動的に変動金利に切り替わる

固定金利特約期間中の変更は不可

郵送での手続きを希望する場合は、イオン銀行コールセンターに連絡をしてください。

金利タイプの変更手数料は無料ですが、店舗、郵送で変更する場合のみ印紙税が200円かかります。

繰上げ返済

できるだけ金利の低い住宅ローンを選ぶのも大事ですが、総返済額を抑えたいなら繰上げ返済しやすい住宅ローンを選択しておくべきです。

イオン銀行住宅ローンは一部繰上げ返済手数料が完全に無料なので、好きなときに手軽に繰上げ返済できます。

繰上げ返済の手続き

【インターネットバンキング】

1.イオン銀行ダイレクトにログインして、「住宅ローン」→「借入情報照会・繰上返済」→「お借入情報照会・繰り上げ返済」と進みます。
繰上げ返済の画面から「借入契約」を選択し、画面の案内に従って操作してください。
2.繰り上げ返済日の前日までに、返済用預金口座に返済資金を入金しておきます。
3.繰り上げ返済日当日に返済用預金口座から引き落とされ、繰り上げ返済されます。
4.後日、イオン銀行ダイレクトから返済利息計算書がPDFでダウンロードできます。

【店舗】

繰り上げ返済できるのは毎月の返済日です。

1.返済用預金口座の届出印を持参し、繰り上げ返済の希望日(毎月の返済日)15日前までに来店して申し込み手続きをします。
2.繰り上げ返済日の前日までに口座に返済資金を入金しておきます。
3.繰上げ返済日に口座引き落としされ、繰り上げ返済が完了します。
4.後日、イオン銀行から利息計算書と新しい返済予定表が郵送されます。

繰上げ返済手数料

【一部繰上げ返済】

インターネットバンキング 店舗
手数料 無料 無料
返済元金 1万円以上 50万円以上
申込期限 繰り上げ返済希望日の前日まで 繰り上げ返済希望日の15日前まで

【一括返済】

インターネットバンキング 店舗
手数料 5,500円 5,500円
申込期限 繰り上げ返済希望日の前日まで 繰り上げ返済希望日の15日前まで

イオン銀行住宅ローンはインターネットバンキングに登録しないと優遇金利を受けられないので、ほとんどの人はインターネットバンキングが利用できる環境にあるはずです。

店舗での繰上げ返済は、50万円以上からで返済希望日の15日前までに手続きしなければなりません。

インターネットバンキングなら、1万円以上あれば好きなときに手軽に繰上げ返済ができますので、ぜひ活用したいですね。

金利に関する条件が多い

イオン銀行住宅ローンは、他の銀行住宅ローンと比べて金利に関する条件が多めです。

ひとつずつ確認していきましょう。

事務手数料の支払い方によって金利が変わる

イオン銀行住宅ローンの事務手数料は2通りの支払方法があります。

定率型 借入金額の2.2%
定額型 11万円

定額型なら事務手数料は11万円とかなりリーズナブルですが、定額型を選択すると0.2%金利が上乗せされます。

つまり。事務手数料を定額型にすると、諸費用がかなり抑えられる代わりに毎月の返済額が高くなるということです。

  • とりあえず諸費用を低く抑えたい
  • 10年程度の短期間で完済する予定

という人は、定額型を選択する方がいいでしょう。

借入金額が大きい場合や借入期間が長期にわたる場合は、定額型ではなく定率型を選択した方が総返済額は少なく済むケースが多いです。

自分の状況にあわせて支払方法を選択してください。

条件をクリアしないと金利が引き下げられない

イオン銀行住宅ローンでは、以下の条件を満たさないと優遇金利が適用されません。

住宅ローンの契約までに、

  • イオンカードセレクトに申し込む
  • イオン銀行インターネットバンキングに登録する
  • ①「イオン銀行普通預金口座を給与振込口座に指定する」か、②「投資信託口座の開設および外貨預金口座の開設をする」のどちらかの手続きをする

手続き自体はそれほど複雑なものはありませんので、しっかり条件をクリアしておいてください。

イオン銀行住宅ローンの審査基準

家の模型とリノベーション資料と人イオン銀行住宅ローンの審査基準を、一つずつ確認していきましょう。

年齢

イオン銀行住宅ローンは、借入時年齢20歳~70歳、完済時年齢79歳までの人が利用できます。

住宅ローンは借入時年齢を65歳ぐらいまでに制限しているケースが多く、借入時年齢を70歳までとしているイオン銀行住宅ローンは、年齢に関する条件は緩やかだといえます。

ただし、やはり年齢が高くなると審査に通過しにくくなります。

年齢が高めの人は、年金生活に入っても確実に返済できることをしっかり示す必要があるでしょう。

できるだけ自己資金を多く用意する、借入期間を短縮するなどして、無理のない返済プランをアピールしてください。

年収

イオン銀行住宅ローンは、安定継続した収入が見込める人が利用できます。

具体的には以下の通りです。

給与所得者、会社経営者 前年度年収100万円以上
個人事業主 過去3年の平均、または昨年のいずれか低い方の所得金額が100万円以上

ネット銀行では、年収300万円以上を利用条件としているケースが多いです。

イオン銀行の条件はフラット35とほぼ変わりなく、かなり緩やかだといえます。

職業

正社員や公務員の他、契約社員、派遣社員が利用可能で、健康保険、厚生年金保険の被保険者で雇用保険への加入が確認できることが条件となっています。

個人事業主、会社経営者は事業開始後3年を経過していなければなりません。

なお、パート、アルバイト、年金収入のみの人はイオン銀行住宅ローンを利用できません。

勤続年数

給与所得者は勤続年数6ヶ月以上あればよいとされています。

ただ、住宅ローン審査では申込者の勤続年数で収入の安定性を判断していますので、できれば1年以上勤続年数があるのが望ましいです。

会社経営者や個人事業主事は業開始後3年を経過していなければなりません。

健康状態

イオン銀行住宅ローンを利用するには、イオン銀行が指定する団体信用生命保険への加入が必須です。

団体信用生命保険に加入できなければ、審査には通過できません。

ただし、イオン銀行住宅ローンは、健康に不安がある人に向けのワイド団信も取り扱っています。

一般の団体信用生命保険に加入できなくても、ワイド団信の審査に通過できれば問題ありません。

ワイド団信に加入する場合は、0.3%の金利上乗せがあります。

また、ワイド団信の借入時年齢は49歳までですので注意してください。

収入合算・ペアローン

イオン銀行住宅ローンでは、勤続6ヶ月以上であればパートでも収入合算できます。

しかも、収入の100%を合算できます。

パートの収入合算を認める住宅ローンは多くありませんので、収入合算を考えている人は要チェックです。

育休中の人は、申込者本人としてはイオン銀行住宅ローンに申し込みはできませんが、収入合算者として申し込むことは可能です。(前年度収入で申し込みをする)

正式審査の必要書類提出時に「育児休暇取扱通知書」を提出してください。

イオン銀行住宅ローンの審査の流れ

大人の手と子供の手と家イオン銀行住宅ローンは、インターネット、店舗で審査申し込みが可能です。

審査の流れを簡単にまとめてみました。

インターネットでの申し込み

わざわざ店舗まで足を運ばずに審査に申し込みで切るのが大きなメリットです。

事前審の申し込み

イオン銀行の公式ページから事前審査に申し込みをします。

事前審査の結果連絡

事前審査の結果は、郵送または電話にて通知されます。

事前審査に通過したら、正式申し込みの必要書類一覧が郵送されます。

また、マイページの案内がメールにて通知されます。

正式審査への申し込み

【インターネットでの申し込み】

必要書類を用意して、マイページから申し込みをしてください。

必要書類はマイページからアップロードするか、イオン銀行に郵送します。

【店舗での申し込み】

必要書類を持参の上、店舗で申し込みをします。

保証人となる人も一緒に来店してください。

正式審査の結果連絡

正式審査の結果は電話で通知されます。

正式審査に通過すると、借り入れ手続きの案内が自宅に郵送されます。

契約の手続き

【店舗で手続き】

必要書類を持参して、住宅ローン契約、抵当権設定契約などの手続きを行います。

保証人となる人も来店してください。

【郵送で手続き】

司法書士立会いのもと、抵当権設定手続きを行います。

あわせて、契約書類に必要事項を記入、自署、押印の上イオン銀行に返送します。

融資実行

借入金が口座に入金されます。

店舗での申し込み

イオン銀行の店舗は365日年中無休、9:00~21:00まで営業していますので、仕事が忙しい人でも申し込みしやすいです。

事前審査の申し込み

最寄りのイオン銀行の店舗に来店し、店頭にて専用申し込み画面に入力します。

申し込みの際には、本人確認資料を持参してください。

また、保証人となる人も来店してください。

最寄りのイオン銀行店舗に前もって予約をしておくと、手続きがスムーズに進みます。

事前審査の結果連絡

事前審査に通過すると、正式申し込みの必要書類一覧が郵送されます。

また、マイページの案内がメールにて通知されます。

正式審査の申し込み

必要書類を持参して、店舗で申し込みをします。

保証人となる人も来店してください。

最寄りのイオン銀行店舗に前もって予約をしておくと、スムーズに手続きが進みます。

正式審査の結果連絡

正式審査の結果は電話で通知されます。

正式審査に通過すると、借り入れ手続きの案内が自宅に郵送されます。

契約の手続き

必要書類を持参の上、住宅ローン契約、抵当権設定契約などの手続きを行います。

保証人となる人も来店してください。

融資実行

借入金が口座に入金されます。

イオン銀行住宅ローンの審査の難易度

  • 年収100万円以で申し込み可能
  • 勤続年数は6ヶ月以上あればよい
  • 契約社員、派遣社員でも利用可能
  • ワイド団信を取り扱っており、健康に不安がある人でも利用しやすい

こうした条件を見る限り、イオン銀行住宅ローンの審査基準はかなり緩やかだといえそうです。

他の金融機関の住宅ローンの基準はクリアできなくても、イオン銀行住宅ローンの審査基準はクリアできそうだという人は多いでしょう。

ただし、金利の優遇幅がかなり大きめに取られているので、審査結果によっては思うような金利が適用されない可能性もありますので、その点は注意が必要です。

イオン銀行住宅ローンはどんな人におすすめ?

イオン銀行住宅ローンはどのような人に向いているでしょうか?

繰上げ返済をする予定でいる人

イオン銀行住宅ローンは、手数料無料で手軽に一部繰上げ返済の予約ができます。

インターネットバンキング 1万円~
店舗 50万円~

インターネットバンキングからなら、「今月は少しゆとりがある」という時に手軽に繰上げ返済でき、非常に便利です。

また、イオン銀行住宅ローンは繰上げ返済の予約手続きだけではなく、口座への入金も利便性が高いのが魅力です。

イオン銀行ATMなら24時間365日手数料無料で利用できます。

【イオン銀行ATM設置場所】

イオン銀行各店舗
イオンのショッピングセンター
ミニストップ
ダイエー
ピーコック
など

また、三菱UFJ銀行ATM、みずほ銀行ATM、ゆうちょ銀行ATMも時間内なら手数料無料で利用できます。

団信の保証を充実させたい人

イオン銀行住宅ローンでは、金利に上乗せをして団信に以下の保障をつけられます。

団体信用生命保険の保証を充実させたい人にピッタリです。

ガン保障特約付き(0.1%金利上乗せ)

生まれて初めてガンと診断されたら、進行の程度に関係なく住宅ローン残高がゼロ円になります。

診断給付金が支払われた後に病ガンが完治しても、住宅ローンはゼロ円のままです。

一般的なガン保険だと、ガンと診断されてもせいぜい200〜300万円程度しか保障されませんから、団信に保障をつけてガン保険を見直すという選択もありそうです。

ガン保障にはさらに2種類の特約がついています。

【ガン先進医療特約】

ガンを原因とする先進医療の自己負担金を保障してもらえます。

一回の療養につき最大500万円、通算1,000万円まで給付されます。

【上皮内ガン・皮膚ガン保障特約】

生まれて初めて上皮内ガン、皮膚ガンと診断された場合に30万円を保障してもらえます。

8大疾病保障付き(0.3%金利上乗せ)

8大疾病とは

  • 3大疾病(ガン、脳卒中、急性心筋梗塞)
  • 5つの重度慢性疾患(高血圧症、糖尿病、慢性腎不全、肝硬変、慢性膵炎)

をいいます。

8大疾病保証付きは、ガン保障特約付きの内容に以下の保障がプラスされます。

  • 脳卒中、急性心筋梗塞で、所定の状態が60日以上継続したら住宅ローン残高がゼロ円になる。
  • 就業不能状態となった場合には最長2ヶ月間ローン返済額が給付される

また、5つの重度慢性疾患で就業不能状態となった場合は、

  • 最長12ヶ月間ローン返済額が保証される
  • 就業不能状態が12ヶ月間継続すると住宅ローンがゼロ円になる
  • 勤務先の倒産や会社事由による解雇などで失業状態が一か月以上継続した場合、最長6ヶ月間ローン返済額が保障される

かなりの範囲をカバーできる8大疾病保証付きに、さらに失業信用費用保険が追加されています。

居住不能信用費用保険(0.05%金利上乗せ)

火災、自然災害、地震などで住宅が全壊または大規模半壊して住めなくなった場合、最長6ヶ月間ローン返済額が保障されます。

住宅ローンを諸費用込みで組みたい人

住宅ローンを契約する際には、建物や土地の代金の他にも、

  • 事務手数料
  • 保証料
  • 印紙代
  • 登記費用
  • 司法書士への報酬

など、さまざまな諸費用がかかります。

諸費用の相場は物件価格の5%~10%程度とされていますから、3,000万円の住宅を購入する場合だと、諸費用として別に150万円~300万円が必要です。

これは結構な金額だといえます。

多くの金融機関では、諸費用を用意できない人のために「諸費用ローン」を用意しています。

しかし、諸費用ローンの金利は2%~3%と住宅ローンの金利よりも高いのが難点です。

イオン銀行なら物件価格の105%まで借り入れできるので、諸費用をローンでまかなえます。

ただし、諸費用を含めた金額が、借入可能金額の範囲内に収まるようにしなければなりませんので気をつけてください。

諸費用を住宅ローンに組み込んでもまだ足りない場合は、住宅ローン利用者限定ローン(イオンアシストプラン)も利用できます。

イオンモールが近くにある人・イオンをよく利用する人

イオン銀行住宅ローンは、イオンモールが近くにある人やイオンをよく利用する人に非常におすすめです。

イオンセレクトクラブに入会できる

借入金額1,000万円以上、かつ借入期間10年以上でイオン銀行住宅ローンを組んだ人は、住宅ローン契約時にイオンセレクトクラブに入会でき、さまざまな特典を受けられます。

これはイオンをよく利用する人にはうれしいサービスです。

【イオンでのショッピングが毎日5%オフ】

入会から5年間、イオングループの店舗にて専用カードでクレジット払いをすると、5%の割引を受けられます。

【イオンカードセレクトの特典が付く】

WAONポイントがプレゼントされる、他行ATM手数料や他行宛振込手数料が無料になるなどのサービスを受けられます。

【ゴールドカードが発行される】

イオンセレクトクラブに入会すると、特典としてイオンゴールドカードセレクトが発行されます。

全国のイオンラウンジや主要空港のラウンジサービスを利用でき、充実した内容のショッピングセーフティ保険や旅行傷害保険も付帯され、大変お得です。

利便性が高くて気軽に相談できる

インターネットで住宅ローン申し込みの手続きを進めていくのは不安だけど、仕事があるので平日の日中に相談に行くのは難しい、という人は多いです。

イオン銀行の有人店舗はイオンモールなどの大型商業施設内にあり、基本的に年中無休で夜9時まで営業していますので、仕事帰りや週末の買い物の途中などに気軽に立ち寄れます。

来店予約サービスがあるので、待ち時間なしで相談や手続きができる点も魅力です。

イオン銀行住宅ローンの審査に通過するコツ

イオン銀行住宅ローンの審査に通過するコツをご紹介します。

個人信用情報や返済比率を重視する傾向にありますので、まずは自分の状況をしっかり確認しておきましょう。

自分の信用情報を確認しておく

過去にローンやクレジットの返済で長期延滞などのトラブルを起こしている人は、イオン銀行住宅ローンの審査に通過するのは難しいです。

長期延滞を起こしていなくても、1日から2日程度の遅延を繰り返していれば審査には通過しにくくなります。

イオン銀行住宅ローン審査に申し込みをする際には、過去に返済でトラブルを起こしていないかよく確認しておきましょう。

  • スマホの機種代金を分割払いにしていてスマホ代の支払遅れをしたことがある
  • 奨学金の返済で延滞したことがある

などは見落としがちなので要注意です。

もし、過去に遅延や延滞をしたことがあっても、永久にローン審査に通過できないわけではありません。

一定期間が過ぎて信用情報から事故情報が削除されれば、ローン審査に影響することはありません。

返済トラブルを起こしたことがある人は、それ以降に住宅ローン審査に申し込みましょう。

住宅ローン以外の借り入れは完済しておく

イオン銀行住宅ローンの審査は、返済比率を重視する傾向にあります。

返済昼比率にゆとりを持たせるためにも、住宅ローン以外の借り入れは極力完済しておくようにしましょう。

住宅ローンの審査では、

  • クレジットカードのリボ払い
  • キャッシング枠付きのクレジットカード

なども借り入れとしてカウントされます。

住宅の購入を検討するようになったら、リボ払いの利用はやめて不要なクレジットカードは解約しておくことをおすすめします。

おわりに

イオン銀行住宅ローンは、多くの人が利用しやすい条件設定で利用者の目線に立ったさまざまなサービスを提供しています。

イオン銀行のATMが近くになくても、手数料無料で利用できるATMは非常に多いですから、利用しにくくて困るといったこともなさそうです。

普段の生活にも役立つサービスがついてくる住宅ローンを希望する人には、イオン銀行住宅ローンがおすすめだといえるでしょう。

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