夢のマイホームにかけるお金は惜しみたくないと言っても、少しでも安くなるならそれに越したことはありませんよね。
借入金額が高額ということは、利息として支払う金額も非常に大きくなりますから、住宅ローン減税を上手に利用してお得に返済していきましょう。
住宅ローン減税には確定申告が必要になるのですが、通常の納税方法よりもネットで行うetaxがとても便利です。
今回の記事はetaxでの確定申告のメリットとデメリットを解説していきます。
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住宅ローン減税のetax申告によるメリットは時間に左右されないところ
通常の確定申告は書類を用意して郵送か持参をしなければなりません。
申請書類を持参して税務署の窓口に行く場合は、税務署窓口が開いているのが月曜日から金曜日の8時30分から17時までなので、平日に働いている方は確定申告に行くタイミングが非常に限られてしまいますよね。
また、わからないところがあった場合は直接職員の方に相談したほうが確実なので、時間もそれだけかかります。
日曜日に窓口が開いている場合もありますが、そういった日は非常に混雑しているので、確定申告のために1日を使ってしまうことになります。
etaxによる電子申告ならいつでも申告OK
etaxでの住宅ローン減税の申告は、国税庁のWebページから申告することができます。
メンテナンス時間を除いて24時間いつでも、自宅から申告できるので、気軽に住宅ローン減税の申告ができますよ。
これなら平日、土日とも仕事が忙しくて休めないという方でも安心です。
住宅ローン減税の申告の際の面倒な必要書類も、etaxでの申請の場合は必要な書類も少なくなるので、手間も少し軽くなります。
また、最近になり必要書類の提出方法画像での提出が可能になったので、これまでより一層簡単に申請ができるようになりました。
ただ、必要書類に関しては確定申告の期限から5年以内は書類の提出を求められる場合があるので、資料の作成はしておいたほうがいいでしょう。
通常の申告よりも還付が早い!
etaxでの確定申告の場合は通常の住宅ローン減税の申告の場合よりも還付までの期間が短くなります。
通常の還付が1ヶ月から1ヶ月半かかるものを、etaxでの申告でしたら2週間から3週間ほどで還付されます。
住宅ローン減税の申告してからできるだけ早く還付をしてほしいという場合はこちらのほうがオススメです。
ちなみに還付の受取りはゆうちょ銀行や郵便局で受けることができます。
電子申告にはデメリットもいくつかあり
etaxは24時間自宅からの申告が可能ですが少々デメリットもあります。
事前準備が意外に面倒臭く、自身のパソコンへソフトウェアをインストールしなければならないのです。
そのソフトウェアも、自分の利用環境によってダウンロードするソフトウェアが異なるので、事前に確認をしましょう。
また、etaxでの申告の際は住宅ローン減税をする前に、電子申告・納税等開始届出書というものを提出して利用者識別番号の取得をしなければなりません。
電子証明書にはマイナンバーカードとICカードリーダーライタが必要
電子申告には電子証明書の情報を提出しなければならず、今年から申告の申請の際はマイナンバーカードが必要になりました。
マイナンバーカードをお持ちでない方はマイナンバーカードの作成するためにまず役所に行き、必要書類を提出してマイナンバーカードを取得する必要があります。
また、それ以外にもマイナンバーカードを認識するためのICカードリーダーライタを別途購入しなければならないので、お金がかかります。
ICカードリーダーライタはamazonなどのネット通販や家電量販店などで1000円から3000円ほどで売られているので、入手はしやすいです。
窓口での相談ができない
etaxでの住宅ローン減税の申請の場合は自宅でできる反面、自分ですべての申請書類を準備して記入しなければいけません。
申告の際の書類の作成方法を既に理解しているのでしたら関係はありません。
しかし、初めて住宅ローン減税をする方の中には書類の記入の方法でわからないことがある方もいますよね。
その場合は自分で記入方法を調べなければならないので少々手間がかかります。
etaxはあまり申請の仕方がわからない方や、パソコン操作があまり得意ではない方にとっては戸惑う作業ではないでしょうか。
時間の面では住宅ローン減税はetaxでの電子申告がオススメ
etaxは24時間、自宅から住宅ローン減税の申請が可能な確定申告の申告方法です。
電子申告には事前準備の手間やマイナンバー関連の準備があるため少し手間がいりますが、それでも平日は絶対に休めない忙しい人にとっては大いに役立つサービスではないでしょうか。
住宅ローン減税自体は初年度に確定申告に行ってしまえば次年度以降の年末調整で申告できます。
なので今後も続けて申告する可能性のあるという方はこの機会に電子申告の環境を整えてしまっていいかもしれませんね。