住宅ローンの借り換えで注意すべきことは?後悔しないために抑えるべきポイントを徹底紹介!

自分が組んでいるものよりお得になる住宅ローンが見つかり、「こっちにしておけばよかったのに!」という後悔をした方は結構いらっしゃるでしょう。

しかし、借り換えをするには手間がかかりますし、諸費用も発生してしまいます。

手軽にできるものではないですね!

この記事では、借り換えを申し込む際に、注意すべきポイントや把握すべき知識などをご紹介させていただきます。

後悔しないように、ぜひ読んでみてください!

※本ページにはPRが含まれます。

住宅ローンとは

まずは、住宅ローンから軽くご紹介します。

住宅ローンとは、その名の通り、住宅を買ったり、改築したりするために金融機関からお金を借りることを指しています。

自分の家を購入する際に、さすがに数千万円もする住宅の費用をすべて手持ちのお金でまかなえる人は

そうそう多くないでしょうね。

従って、ほとんどの人が住宅ローンを組んで、そして毎月に返済をしていく形になります。

住宅ローンの借り換えとは?

それでは、住宅ローンの借り換えとは何ですか?

借り換えというのは、新たなローンを借り入れることによって、返済中の住宅ローンを一気に返済することを指しています。

新たなローンの金利が元より低ければ、金利差の分で総返済額が削減されます。

例えば、とある銀行から年利1.0%で住宅ローンの借り入れをしていたとしましょう。

返済しているうちに経済状況が変化し、他の銀行から年利0.5%の住宅ローンがあることがわかりました。

他の銀行のほうが、返済額が安くなるので、その銀行で住宅ローンを組み直し、元の銀行の住宅ローン

返済することで返済先が新しい銀行に変わります。

これだけ聞くと金利の0.5 %が丸儲けのように感じますが、実際には借り換えに諸費用もかかるため一概にお得になるとは限りません。

続きましては、住宅ローンの借り換えについてもうちょっと詳しくご紹介します。

借り換えのメリット

借り換えを行えば、三つのメリットがあります。

総返済額を減らすことができる

まずは、前述した通り、総返済額が削減されることですね。

金利が元より低ければ低いほど、総返済額はその分、少なくなります。

これは借り換えを行う時が発生する、最大のメリットと言っても過言ではないです。

例えば、同じ5000万円の借入額の場合でも、金利が2%と2.5%の違いだけ(返済期間は同じく35年)で、総返済額が500万円以上の差が出ます。

従って、借り換えが早ければ早いほど、よりお得になるケースが多いです。

返済期間が短縮される

二番目のメリットとしては、返済期間が短縮されることです。

住宅ローンとしては、返済期間を短くしたいなら、毎月の返済額も相応に増えてしまいます。

しかし、借り換えを行うと毎月の返済額を変えないまま、総返済期間を短くすることができます。

毎月の返済額が軽減される

三つ目のメリットは、毎月の返済額を減軽できます。

二番目のメリットのように、借り換えを行えば、残りの返済期間をほぼ変わらないまま、毎月の返済額を減らすこともできます。

どちらかを自由に選択することができますので、利便性もかなり高いということですね。

借り換えのデメリット

ここまで、借り換えのメリットをご紹介しましたが、実は、借り換えにデメリットも存在します。

手数料などお諸費用がかかる

一番目のデメリットは、借り換えを申し込み際に、諸費用が発生してしまうことです。

具体的な金額については、借入期間、金利、返済期間により異なりますが、大体は30万円から80万円の範囲となるケースが多いです。

そして、今までの住宅ローンを完済する際には、全額繰上返済手数料と抵当権抹消費用も請求されますので、ご注意ください。

様々な手続きが必要

そして、借り換えを申し込むと、色々な手続きが必要です。

大きく分けて、審査書類の準備と契約手続きと、口座の変更などの手続きがあります。

それぞれ詳しくご紹介します。

審査書類の準備と契約手続きをすることが必要

新規の住宅ローンを組むと同じく、借り換えするときにも審査が必要とされます。

審査に通るためには、所得証明書や住民票などを取りに区役所までいかなければなりませんし、マイホームを購入するときの物件資料を準備する必要もあります。

また、審査に通ったとしても、正式契約に至るまでも時間がかかります。

口座の変更などの手続きが必要

借り換えを行えば口座の変更をしなければなりません。

そして、新しい口座からローンの返済が引き落とされるので、勤務先にも給料の振込口座の変更を申し込む必要があります。

相応に、クレジットカードや公共料金の引き落とし口座の変更する手間も発生してしまいます。

借り換えに関して、把握すべき六つの知識

前述のように、金利が低いほど借り換えのお得になる分が相応に増えますが、金利だけみて決めてしまえば後悔になる可能性もあります。

借り換えにより発生した諸費用や、住宅ローン減税に該当されているかどうかなどもしっかりチェックする必要があります。

つきましては、住宅ローンの借り換えを行う際に、事前に知っておきたい六つの知識をご紹介します。

変動金利でも、借り換えすればお得になる場合もある

前にも述べましたが、借り換えを行うと、お得になる場合が多いです。

しかし、日本における住宅ローンの借り換えを実際に申込む人はそれほど数いません。

その一番の原因としては、変動金利で借りている人が多く、「借り換え必要がない」と誤解しているからです。

実は、変動金利であっても、借り換えを行った方がいいケースもたくさんあります。

なぜなら、住宅ローンの金利を決める仕組みが複雑で、現在あなたが必ずしも変動金利の恩恵を受けているとは限りません。

確かに、変動金利においては、市場金利が下がれば住宅ローンの金利も下がり、お得になります。

しかし、その逆で市場金利が上昇した場合には、それに合わせて住宅ローンの金利も上昇するので、こういうリスクを背負わなければなりません。

自分はいま「高い変動金利」が適用されているかどうかを確認し、借り換えするなら、どのくらいお得になるのかを事前に試算してみることがお勧めです。

手数料に関する諸費用を予め比較すべき

借り換える際には諸費用がかかります。

借り入れ金額が3000万円の場合では、申し込み際に請求される諸費用は30万円から80万円くらいです

(銀行によっては大きくバラつきます)。

そのため、金利の低さだけに注目してしまうと敢えて損する場合もあります。

実質金利と諸費用を含めた総返済額を合わせて比較しないと、お得になる住宅ローンを選ぶことができないというのです。

住宅ローン期間中でも、返済期間が10年を切らなければOK

借り換えを申し込み際には、まず自分の返済期間は10年を切っているかどうかを確認しておきましょう。

その理由としては、新しく変えた住宅ローンも住宅ローン減税対象となります。

残りの返済期間が10年切ってしまうと、その減税対象に該当しなくなるので、ご注意ください。

借り換えできないなら、返済期間延長や収入合算などを検討しましょう

残念ながら、場合によっては借り換えを申し込めないケースもあります。

例えば、健康状況が悪い場合では、団体信用生命保険の審査に通れなく、結局ローンを借入出来ず、借り換えを利用できません。

または、他にもたくさんのローンを利用していると、住宅ローンの借入限度額がその分減少され、希望の金額で申し込むことできない恐れもあります。

こういうときには、直系親族や配偶者との収入合算を検討することがお勧めです。

または、「返済期間の延長」の申請を検討した方がいいかもしれません。

返済期間の延長に対応できる銀行は多くないですが、新生銀行やフラット35が対応しているので、問い合わせてみるのをお勧めです。

借り換えときに、リフォーム資金も調達可能

もし借り換えを行うときに、リフォーム費用も借入できれば、低金利でリフォーム資金を調達することも可能です。

既にマイホームを所持している人は、リフォームや増改築を考えている場合は、リフォームローンを借りるのは一般的です。

しかし、リフォームローンの借入期間が短く、金利も住宅金利よりは高いのが普通です(変動金利で大体2%から5%)。

住宅ローンの金利は、変動金利なら0.5%、長期固定金利なら1%程度という低金利なのです。

もし借り換えするときに、一緒にリフォーム資金を借りることができれば、非常にお得になります。

返済中の銀行に相談するのがお勧め

実は、借り換えをしなくても、現在返済中の銀行に対して、金利の引き下げや期間延長などの相談もできます。

それは案外知られていないですね。

もし、返済中の銀行から変更条件に応じていただければ、諸費用も手前もかからずに金利を引き下げできます。

ただし、銀行の方も簡単にそのまま顧客の要望に応じていただけるわけがないので、変更の条件をしっかり確認し、別の金融機関で借り換えの試算もしておくのが大事です。

比べながら、最も自分に合う方法を見つけましょう。

住宅ローンの借り換え人気ランキング

最後では、住宅ローンの借り換え人気ランキングをご紹介していきます。

6選をまとめてみましたので、気になる方はぜひチェックしてみてください!

1位:ジャパンネット銀行

第1位はジャパンネット銀行となります。

ヤフー・三井住友銀行のグループ会社なので、かなり安心感が高いですね!

現在(2020年5月15日)の情報によれば、借り換えの変動金利は0.399%です。

事務手数は、借入金額x2.20%(税込)となります。

団信保険料や繰上返済手数料などは全て無料となります。

注意すべき点としては、返済方法は元利均等のみになっているところですね。

そして、現在新型コロナウイルスの影響で、審査時間が大幅に延長されています。

普段は大体1ヶ月程度でしたが、今では2、3ヶ月かかる可能性もあるので、急ぎの方は注意する必要があります。

2位:auじぶん銀行

2位はauじぶん銀行です。

auじぶん銀行の特徴としては、変動金利と固定金利両方も業務のトップクラスの低金利というどころですね。

借り換えの変動金利は0.41%です。

第1位のジャパンネット銀行よりはやや高いですが、固定金利は0.55%しかないので、非常にお得です。

さらに全ての怪我、病気もカバーする全疾病保障も無料で付帯!(精神障害は除く)

借り換えを検討している方はぜひチェックしみてはいかがでしょうか?

3位:SBIマネープラザ

3位になるのは、SBIマネープラザです。

SBIマネープラザも低金利という特徴を持っております。

借り換えの変動金利はauじぶん銀行と同じく0.41%!

何よりも、自分に合った金利タイプもアドバイスしてくれます。

ただし、SBIマネープラザが対応する地域は関東・東海・近畿・九州エリアになっているので、申し込む前に必ずご注意してください!

4位:住信SBIネット銀行

三井住友信託銀行とSBIホールディングスが協働出資している、住信SBIネット銀行の信頼感もかなり高いですね!

住信SBIネット銀行の特徴としては、やはり「魅力的な金利」と「充実な保障」ですね。

さらに、女性限定で「ガン診断給付金特約」が金利上乗せ0で付帯なので、女性の方に非常にお得になります。

気になるところについては、表示金利は最大金利が引き下げ幅時の適用金利なので、審査結果によっては、0.1%ほど表示金利に上乗せされる場合があります。

申し込み際にはそこだけご注意ください。

5位:りそな銀行

ご自宅で簡単に契約手続きできるりそな銀行。

変動金利は年0.429%です。

WEBで申込後は、店頭でもサポートを受けられますので、非常に安心できます。

そして銀行初で、場合により職場復帰しても保障適用されます(+0.3%上乗金利が必要)。

ただし、事務手数料は他社と比べてやや高いですね。

りそな銀行の事務手数料は、借入金額x2.2%だけではなく、更にその上に+33000円が必要となります。

りそな銀行を検討する方には、そこら辺を要チェックです。

6位:新生銀行

新生銀行の一番の強みとしては、変動金利・固定20年・35年を需要に応じて選べるところです。

変動金利で申し込むなら、年4.50%になります。

何より、事務手数料を抑えたい方に向けて、55000円の定額型を選ぶこともできます。

いくらを借りても、手数料が55000円で済むなら、かなりお得ですね!

そして、お客様一人ひとりに専任担当者が付いてくれるので、不安や問い合わせしたい方にはご安心!
住宅ローンの借り換えを検討する方は、新生銀行もお勧めです!

まとめ

以上、住宅ローンの借り換えで注意すべきところや後悔しないために抑えるべきポイントなどをご紹介しましたが、いかがでしょうか?

借り換えを行えば、確かに儲けになる場合が多いですが、手続きにかかってしまった時間や諸費用の支払いなどから見ると、必ずしもお得になるだと一概に言えませんね!

借り換えを申し込際に、事前にそれらのポイントをチェックするのが大事です。

また、本記事で住宅ローンの借り換え人気ランキング6選をまとめてご紹介させていただきましたが、

どれでも安心して申し込めますので、ぜひ検討してみてください!

この記事を読んで、借り換えを検討中の方にご参考になれば幸いです。

住宅ローンの借り換えとは?どんなメリットがあるの?徹底解説

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です