住宅ローンを利用したかったのに、審査に落ちてしまった!
なんで審査に落ちたのかわからない…
しかし、住宅ローンの審査に落ちたとしても、審査に落ちてしまった理由を教えてはくれません。
そのため、何も考えずに他のローンに申し込みを行っても、また同じ理由で審査に落ちてしまいかねません。
そこで住宅ローンの審査におといてしまう理由を自分で確認をして、対策を行う必要があります。
今回は、確実に住宅ローンの審査に通過するために、審査落ちの原因になりやすい理由を紹介していきます。
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Contents
住宅ローンの審査に通らない理由とは?
住宅ローンの審査に通らない理由には、いくつかあります。
複数の要素が重なり審査落ちの原因となることもあります。
ここでは、審査落ちの原因となってしまう理由を解説していきます。
- 信用情報にキズがある
- 消費者金融などで現在借金がある
- 他のローンの借金残高が高い
- 借入希望額が年収に比べて高すぎた
- そもそも住宅ローンが定める申し込み資格をクリアしていない
- 勤務先情報で審査落ちの原因となった
- 保険の種類が国民保険
- 税金を滞納している
- 夫婦ではなく片方だけの収入で申し込む
- 離婚したばっかりも注意
- 独身も審査に通り辛い傾向にある…
細かいポイントを解説していきます。
信用情報にキズがある
住宅ローンの申し込み時に、信用情報にキズがあるのも審査に落ちてしまう理由になりがちです。
特に信用情報に移動情報があると、一発で住宅ローンの審査に落ちの原因となってしまうことも…。
そのため、信用情報にキズがあるかを確認する必要があります。
信用情報とは、申し込み者のこれまでのローンの利用・申し込み履歴を記録されているものです。
住宅ローンの審査時には、申し込み者の返済能力の他にも、申し込み者の信用力を重視します。
信用力をチェックするために、申し込み者の信用情報を照会して審査を進めます。
信用情報のキズとは、これまでのローンの利用の中で、返済延滞や滞納などをおこした際に、金融事故を起こしたという扱いになります。
その記録があると、信用情報に事故情報がある=キズがあるという判断になるのです。
その場合、住宅ローンの融資を行っても、また同じように返済を滞納されてしまうのではないか?と判断されてしまいます。結果、審査落ちの理由となってしまうでしょう。
異動情報とは?
実際に信用情報にキズがついている場合、信用情報上では『異動情報』として記載されています。
長期的な返済の滞納など、いわゆる金融事故を起こしていると信用情報に異動情報がつきます。
一度異動情報がつくと、その状態が改善ざれてから5年間は信用情報上に記録が残ってしまうのです。
その間は、たとえ審査の甘い住宅ローンに申し込みを行っても、審査に通過することは難しいです。
信用情報が住宅ローンの審査に通らなかった理由であるのならば、信用情報が改善されるまで申し込みを待ちましょう。
信用情報が回復するの見計らいながら、その間に頭金をためておくのもよいですね。
自分の信用情報は自分で確認できる
そもそも信用情報にキズがついているかどうかもわからない…
そんな方は、自分の信用情報を照会してチェックすることをおススメします。
信用情報には、「JICC」「CIC」「KSC※全国銀行個人信用情報センター」の3種類があります。
それぞれ加盟する期間が異なり、自分が利用したことのあるローンの信用情報機関に照会手続きを行うことで、チェックが可能です。
WEBや電話、郵送など申し込み方法がいくつかあるため、自分の都合のいい方法でチェックすることをおススメします。
また照会には手数料が発生しますが、自分の信用情報をチェックすることができるため、事前に確認しておいても良いでしょう。
信用情報の確認方法は下記の記事でも詳しく解説しています。
https://cash-studio.com/shouhishakinyu-shinsa-creditinfo/
消費者金融などで現在借金がある
住宅ローンの審査申し込み時に、消費者金融などで借金があると要注意です。
他のローンの利用状況によっては、住宅ローンの審査に通らない理由となっていることが多いためです。
住宅ローンの審査では、申し込み者の他社の借入の情報も厳しくチェックされます。
他社での借り入れが複数あると、複数の借り入れの返済に追われてしまい、住宅ローンの返済を滞納してしまうリスクが高まってしまいます。
そのため、消費者金融を始め複数の借金の利用がある多重債務者の場合、貸し倒れのリスクも高まってしまいます。そのことから、住宅ローンの審査に通らない理由になりやすいのです。
借金が無くても契約中の場合は要注意
過去にカードローンを利用していたけど、いまは全て完済しているし。返済滞納とかもしてないから大丈夫!
というかた、ちょっと待ってください。
実は借金なくても、契約を解約していないと『ローンの利用中』としてカウントされてしまうケースがあります。
特に注意をしたいのが、カードローンなどの場合。
カードローンは、限度額内であればいつでも好きなタイミングで借り入れが出来る仕組みですよね。
そのため、借り入れをしていなくても契約中であればいつでも借金を利用できる状態となってしまっています。
そのことかから、カードローンの解約手続きなどを行っていない場合信用情報上では契約が続行中となってしまうのです。
今後利用する予定が無いのであれば、住宅ローンの審査に通らない理由としてネガティブな影響を及ぼしてしまわないように、解約手続きをしておきましょう。
また解約手続き後にすぐ住宅ローンに申し込みを行う場合、信用情報に反映されるまでは時間がかかることがあります。
そのため、解約手続き時に解約証明書を発行してもらうようにしましょう。
解約証明書は発行依頼を出さないと発行してもらえません。そのため、解約手続き時に発行を希望する旨を伝えておきましょう。
意外なポイントで信用情報のキズになっていることも
カードローン以外にも、信用情報上で影響を及ぼしているケースもあります。
下記のようなローンの利用時にも要注意です。
- マイカーローン
- ショッピングローン
- 分割払い
- 賃貸の保証会社でのトラブル
上記のようなローンも含めて、全てのローンで信用情報に影響を及ぼします。
上記のローンを利用しながら住宅ローンに申し込みを行う場合は、異動情報を作ってしまわぬように、きちんと返済を行っていきましょう。
また、可能であれば早めに完済を目指して行動することが大切です。
過去にローン利用履歴があったとしても、完済した記録があれば「この利用者は過去にきちんと完済した記録があるため、今回もきちんと完済してくれるはず」と、審査時に良い影響を及ぼすことがあります。
過去に借金を利用したことがあるから…とネガティブにならず、よりよい影響を作るようにしていきましょう。
他のローンの借金残高が高い
他のローンの利用を捨ていても、金額もそこまで高額でなければ、その理由だけで審査落ちになってしまうことはありません。
しかし他社での借入件数が多すぎると、審査に通らない理由になりやすいです。
特にマイカーローンを契約していたり、多額のリボ払いに終われている人は、注意が必要でしょう。
借入希望額が年収に比べて高すぎた
住宅ローンの借入希望額が高すぎると、審査に通らない理由となりやすいです。
住宅ローンの審査は、信用情報であったり、返済能力を元に審査を進めていきます。
その際に、借入希望額と申し込み者の年収から返済負担率をみて、審査を進めていきます。
この年収であれな、月これくらいを住宅ローンの返済に充てられるかな、という目安をチェックします。
この際に、月に返済に充てられる金額よりも高額を住宅ローンでの融資を希望した場合、返済ができずに滞納となってしまうリスクが高くなります。
その結果、審査に通らない理由となりやすいのです。
「住宅ローンなら憧れのマイホームも分割で無理なく払っていけるし、ちょっと無理して高めの買い物をしちゃおう!」とおもっても、審査通過できないことも多いのです。
ローンと言っても、今後も自分が支払いを行っていくものです
月に住宅ローンの返済に充てられる金額はいくらなのか、返済はいつまでできるか?定年前に完済するスケジュールにするのか?
そこからいくら程度のローンを組めるのかを決めた上で、申し込みを行う必要があります。
そもそも住宅ローンが定める申し込み資格をクリアしていない
そもそも、住宅ローンが定めている申し込み資格をクリアできていないケースもあります。
収入面や信用情報に問題が無いのに、なんで?という時には、そもそも利用要件をクリアできていない可能性もあるでしょう。
それでは、利用条件を満たさないとはどのような条件のことを指すのでしょうか?
イオン銀行住宅ローンを例に確認してみましょう。
イオン銀行住宅ローンを一例としてチェックしてみましょう。
3.の資金用途に注目します。
※物件の所在地や面積、状況等によりご利用いただけない場合もあります。
※建築基準法、その他の法令に合致している必要があります
このように、利用状況によっては利用要件を満たせず、審査に通らない理由となってしまうこともあるのです。
勤務先情報で審査落ちの原因となった
住宅ローンの審査では、信用力の他にも申し込み者の勤務先情報でも審査を行います。
過去にローンの利用で問題を起こしていなかったとしても、ローン返済のための十分な収入を確保できていなかったら審査に通過することはできませんよね。
ここでは、住宅ローンの審査に通らない理由において、勤務先情報が原因となるケースを解説していきます。
勤務先での勤続年数が短すぎる
勤務先での勤続年数が短すぎると、住宅ローンの審査に通らない理由となりやすいです。
一般的に新卒や転職したばかりの場合、収入も少ない傾向にある上、会社を辞める可能性も高いです。
そのため、融資を行っても会社を辞められてしまい、返済を滞納されてしまうリスクが高いと言えます。
日本では勤続年数が長いほど昇給をし、収入が高い傾向にあるため、返済滞納となるリスクも極めて低いと判断されます。
そのため、転職したばっかりと言ったように勤続年数が短い場合は少し年数を置いてから申し込みを行うk十をおすすめします。
雇用形態が基準を満たしていない
雇用形態によっては、審査に通りにくい傾向があります。
特に安定した収入であることを条件としているため、派遣社員や契約社員では、審査に通らない傾向にあります。
給与形態が基準を満たしていない
給与形態も重視されます。
例えば、勤続年数がそこそこあって、年収もそれなりに確保されていたとしても、歩合給などであると安定性にあっけると判断されてしまいやすいです。
歩合給の場合、歩合が発生しない月は収入が停滞する可能性も高く、場合によっては滞納してしまう月もあると考えられるためです
収入が基準を満たしていない
借入希望金額に対して、収入が確保されていないと、審査に通らない理由となるでしょう。
住宅ローンでは、申し込み者jの月収を元に、月にいくらほど住宅ローンの返済に充てることができるかを審査します。
この月の返済金額と借り入れ年数から、いくら借り入れを利用出来るかをチェックします。
この金額よりも上回る借入金額の場合、融資を行っても返済できないと判断されてしまい、審査に通らないという事態になってしまいます。
利用金額をよく検討した上で、いくら借りるのかをチェックする必要がありますね。
保険の種類が国民保険
住宅ローンの事前審査では、申し込み時に健康保険証のコピーの提出を行う必要があります。
この際に、社会保険ではなく国民保険であると、審査に通らない理由となりやすいです。
会社員であれば、原則的に社会保険の加入を行いますが、下記の場合は国民年金保険の加入となっています。
- 自営業
- 農業・漁業
- パートやアルバイト勤務
- 退職
これらの職種は、そもそも収入が安定していないと判断されてしまい、審査に通らないケースもあるのです。
税金を滞納している
税金を滞納してしまっていると、住宅ローンの審査に通過することは難しいでしょう。
とくに自分で確定申告をしている人は言う注意です。
夫婦ではなく片方だけの収入で申し込む
住宅ローンは借入金額も高額となるため、夫婦の収入を合算して申し込みを行うケースがほとんどです。
合算した方が、より支払い能力をアピールできますよね。
それにも関わらず、夫婦片方の収入だけで申し込みを行った場合、単純に借入できる金額が少なくなってしまいますよね。
またわざわざ片方だけの収入で申し込みを行うということは、片方の収入になにか、問題があると考えられます。
そのため、審査に通らない理由となりやすいと言えます。
離婚したばっかりも注意
住宅ローンの申し込みでは、離婚したばかりも要注意です。
離婚したばかりであると、養育費の支払いや慰謝料の支払いなどの必要があり、場合によっては住宅ローンの支払いまで手が回っていないことも。
そうなってしまうと、支払いが滞てしまいやすいのです。
なぜ離婚したばかりだとわかるの?
住宅ローンの審査において、なぜ離婚したばかりということが分かってしまうのでしょうか?
それは源泉徴収票を提出した時に、扶養家族欄に残っていることはがあるためです。
そこで判明してしまい、審査に影響を及ぼすことも。
何年か経過していると影響はないでしょう。
独身も審査に通り辛い傾向にある…
離婚以外でも、独身者の場合は審査に通過できないケースも多いです。
住宅ローンは金額が高額になってしまうため、夫婦二人での収入を合算して支払いをしていくことが多いでしょう。
しかしその支払いを一人で行っていくとなると、負担が多くなってしまうのです。
住宅ローン審査通らない理由
今回は、住宅ローンの審査に申し込みを行った際に、審査に通らない理由を紹介してまいりました。
- 信用情報にキズがある
- 消費者金融などで現在借金がある
- 他のローンの借金残高が高い
- 借入希望額が年収に比べて高すぎた
- そもそも住宅ローンが定める申し込み資格をクリアしていない
- 勤務先情報で審査落ちの原因となった
- 保険の種類が国民保険
- 税金を滞納している
- 夫婦ではなく片方だけの収入で申し込む
- 離婚したばっかりも注意
- 独身も審査に通り辛い傾向にある…
審査に通らない理由をチェックしておき、住宅ローンの審査突破を目指しましょう。