住宅ローンを利用している人の中には、住宅ローンの借り換えを行って、お得に返済したいと考えている方もいますよね。
住宅ローンの借り換えを行うことで、総支払金額が数百万円減ったという事例もあるため、狙っている方も多いです。
また、2016年に日銀が導入したマイナス金利制作の影響によって、住宅ローンは超低金利状態が続いています。
2016年以前に住宅ローンを利用し始めた方は、今がチャンスなのです。
ただ、住宅ローンの借り換えを行うためには、必要な書類がたくさんあります。
今回の記事では、住宅ローン借り換えに必要な書類をまとめたので、借り換えを予定している方はぜひ参考にしてください。
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Contents
住宅ローンの借り換えに必要な書類一覧
それでは早速住宅ローンの借り換えに必要な書類について解説します。
住宅ローンの借り換えに必要な書類は 以下の5種類です。
- 本人確認書類
- 借り換えに必要な書類
- 収入を証明する書類
- 物件に関する書類
- 団体信用生命保険のための書類
住宅ローンを借り入れるときとほとんど同じかと思います。
ただし、現在借り入れている住宅ローンの情報が必要になる点がことなります。
これだけでは、実際にどんな書類が必要なのかわからないかと思いますので、それぞれ解説します。
1.本人確認書類
住宅ローンの借り換えで本人書類として利用することができるのは、以下のとおりです。
- 運転免許証、パスポートのコピー
- 健康保険証のコピー
- 住民票
- 印鑑証明書
これらの書類が必要になります。
住民票に関しては、お住いの市区町村の役場で、1通300円でもらうことが可能です。
また、印鑑証明書に関しては不要になることもありますので、住宅ローンの借り換えを行う際には担当者の方に聞いておくことをおすすめします。
その他の本人確認書類は両面のコピーが必要になるので、必ず忘れないようにしましょう。
2.借り換えに関する書類
続いて、住宅ローンの借り換えに関する書類について解説します。
借り換えに関する書類は、現在借り入れを行っている金融機関と借り換え先の金融機関の書類です。
具体的には、以下の書類を集めましょう。
【現在借り入れを行っている金融機関の書類】
- 住宅ローン返済予定表
- 住宅ローン返済実績1年分のコピー
- 金銭消費賃貸契約書
【借り換え先からの書類】
- 住宅ローン申込書
- 金銭消費賃貸契約書
- 団体信用生命保険申込書
- 適用金利に関する特約書
- 借り入れ利率に関する特約書
- 返済方法に関する特約書
これらの書類が必要になります。
それぞれ解説します。
現在借り入れを行っている金融機関の書類
現在借り入れを行っている金融機関の書類が必ず必要になります。
しかし、住宅ローンを借り入れてから時間が経ってしまっていると、書類をなくしてしまっている可能性もありますよね。
ただ、これらの書類であればなくしてしまっていても、再発行手続きを行うことで発行してもらえるので、借り換えをすることはできます。
たとえば、住宅ローンの返済予定表はなくしたとしても、住宅ローンを利用している店舗に連絡することで再発行をしてもらえます。
しかし、返済予定表1通につき1,000円+税金が掛かります。
また、なくしてしまった場合には本人確認書類がないと再発行してもらえないため、あらかじめ用意しておきましょう。
借り換え先からの書類
借り換え先からの書類というのは、住宅ローンの申込みをすればもらえるため、迷わないと思います。
受け取った書類を確認して提出しましょう。
3.収入を証明する書類
次は、収入を証明する書類について解説します。
収入を証明しないと、住宅ローンは利用できませんよね。
それは、住宅ローンの借り換え時にも同じです。
必ず住宅ローンの借り入れを行う際にも、収入を証明する書類を用意しましょう。
また、収入を証明する書類というのは、個人と法人で異なります。
それぞれ解説しますね。
- 源泉徴収票
- 住民票決定通知書
- 住民票課税証明書
- 確定申告書
- 納税証明書
- 所得証明書(個人)
- 会社決算書(法人)
これらが収入を証明するために必要な書類となります。
個人と法人で異なるので、その点だけ注意しましょう。
4.物件に関する書類
ご自身が購入した物件の書類も必要になります。
- 登記事項証明書(土地・建物)
- 売買契約書
- 重要事項説明書
- 工事請負契約書
- 売買契約書
これらの書類が必要です。
登記事項証明書に関してはなくしてしまっても再発行できないので、注意が必要です。
仮に登記事項証明書をなくしてしまっているのであれば、司法書士に証明書を作成してもらう必要があります。
その際には、本人確認書類が必要になるので、必ず用意してから頼みましょう。
5.団体信用生命保険のための書類
最後は団体信用生命保険の書類です。
健康診断書が必要になるのですが、借入金額が5,000万円以上の方のみが必要になります。
基本的には必要無いので忘れてしまっても問題ありません!
借入審査を行う際には、上記のように多くの書類が必要になります。
事前に用意するためには、ある程度の時間が取られてしまうことは覚悟しましょう。
住宅ローンの借り換えに必要な書類を集めることが難しい人向けの集め方
「住宅ローンの借り換えをしたいけど、必要な書類を集める暇がない!」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
仕事があってなかなか集められないですよね。
必要書類は、効率よく集めることによって約半日で集めることができます。
書類を集める方法をまとめたので是非参考にしてください。
市区町村の役場で集める書類
市区町村の役場で集めなければならない書類は以下の2つです。
- 住民票の写し
- 課税証明書または住民税課税決定通知書
これらが必要です。
市区町村の役場は、基本的に午前9時から受け付けていることが多いです。
中には午前8時半から受け付けていることがあるので、朝一番に受け付けてもらいましょう。
課税証明書または住民税課税決定通知書に関しては最新の物が必要になります。
また、1月1日に住んでいた市区町村の役場に行かなければならないので、引っ越しをした方は注意しましょう。
一戸建ての場合
一戸建ての住宅ローンを借り換える場合には、不動産業者から書類を取り寄せることができます。
不動産業者には、以下の書類の取り寄せを頼みましょう。
- 不動産売買契約書
- 重要事項説明書
- 建築工事請負書
- 建築確認申請書
- 建築確認済書
- 検査済証
これらの書類が必要です。
ただ、市区町村の役場で集める書類のように、ご自身で向かう必要がないので楽に感じられるかと思います。
住宅ローンの借り換えをする前に用意しておきましょう。
住宅ローンの借り換えの流れ
住宅ローンの必要書類がわかったところで、借り換え審査の流れについて簡単に解説します。
住宅ローン借り換え審査の流れは以下のようになっています。
- 借り換えを行う金融機関の選択
- 事前審査の申込み
- 本審査の申込み
- 借り換え審査に通ったら現在の住宅ローンを一括返済
- 借り換え先と手続き
- 融資実行
このような流れで住宅ローンの借り換えが行われます。
借り換え審査については、以下の記事で詳しく解説しているので、詳しい流れが知りたい方は下記ページをごらんください。
住宅ローンの借り換えに落ちてしまったらどうすればいい?
住宅ローンの借入審査に落ちてしまうことは多々あります。
基本的に、住宅ローンを利用し始めた頃よりも年齢が上昇しているため、身体状況で問題があることが多いです。
その他にも審査に落ちてしまう理由はあるので、そのつもりで住宅ローンの借入審査を受けることをおすすめします。
仮に、住宅ローンの審査に落ちてしまったらどうすればいいのか気になりますよね。
住宅ローンの借り換え審査に落ちてしまった場合には、以下のように対処しましょう。
- 現在返済している住宅ローンの元金を減らす
- 他の金融機関に申し込む
それぞれ解説します。
現在返済している住宅ローンの元金を減らす
まずは、現在利用している住宅ローンの元金を減らすことがおすすめです。
希望している借入金額が高すぎるために、審査に通らないということもあるので、まずは住宅ローンの元本を減らすように尽力しましょう。
住宅ローンの元金を減らすためには、繰り上げ返済をおすすめします。
繰り上げ返済であれば、元金部分のみを返済にあてられるので、効率亭に住宅ローンの返済を行うことができます。
まずは、現在借り入れを行っている住宅ローンの元金を減らしましょう!
他の金融機関に申し込む
また、住宅ローンの借り換えは1社しか申し込めないということはありません。
何社申し込んでもペナルティはありませんので、いろいろな住宅ローンに申し込んで起きましょう。
金融機関によって、住宅ローンの借り換え審査で見られるポイントは異なっているので、「A社の住宅ローン審査では落ちてしまったが、同じ条件でB社の審査通った」ということもあるのです。
1社で諦めずに、何社も申し込んでおきましょう!
住宅ローンの借り換えには必要な書類がたくさん!忘れずに用意しよう
住宅ローンの借り換えには、必要な書類がたくさんあるということがわかっていただけたかと思います。
もう一度住宅ローンの借り換え審査で必要な書類をまとめておくと、
- 本人確認書類
- 借り換えに必要な書類
- 収入を証明する書類
- 物件に関する書類
- 団体信用生命保険のための書類
これらの書類が必要です。
それぞれしっかりと確認しておきましょう。
また、借り換えをする際にはタイミングが重要です。
借り換えをするタイミングによって、得になったり損になったりと変動するので、確認しておきましょう。
借り換えタイミングについては以下の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください。