マイホームを購入して貧乏になってしまう人の特徴とは?抜け出す方法も紹介

マイホームに住むことが夢という方もいらっしゃるかと思います。

お金が溜まったらマイホームに住んでみたいですよね!

しかし、お金が溜まって念願のマイホームを購入した途端に貧乏になってしまう方が多数います。

住宅を購入するということは、多額のお金を必要とするため失敗すると取り返しがつかないことになることもあるのです。

今回の記事では、マイホームを購入して貧乏になってしまう人の特徴について解説します。

その後、マイホーム貧乏から抜け出す方法についても解説するのでぜひ参考にしてください。

マイホームを買ったからと行って必ずしもマイホーム貧乏になるわけではないので安心してくださいね!

※本ページにはPRが含まれます。

マイホームを購入して貧乏になってしまう人の特徴5選

悩むスーツの男性

それでは早速、マイホームを購入して貧乏になってしまう人の特徴について紹介します。

ここでは、以下の5つの項目を紹介します。

  1. 頭金なしで住宅ローンを利用し始める
  2. 住宅ローン以外にかかってくる費用について考えていない
  3. 将来的に収入が減ることを考えていない
  4. 老後のことを考えていない
  5. 繰り上げ返済をすればするほどお得だと思っている

これらのうち、一つでも当てはまっていたら注意です。

それでは一つずつ紹介します。

1.頭金なしで住宅ローンを利用し始める

頭金無しで住宅ローンを利用し始めてしまう方がマイホーム貧乏になってしまう可能性が高いです。

そもそも住宅ローンの頭金というのは、住宅ローンを利用する際に借入金額の1~2割程度のお金を支払うことです。

具体的に、3000万円借り入れる予定であれば、300~600万円程度先に支払わなければ借り入れることができません。

しかし、利用する金融機関によっては、頭金無しで住宅ローンを利用することができてしまいます。

一見、頭金を支払わずに住宅ローンを利用することができる点にメリットを感じるかもしれません。

ただ、頭金なしで住宅ローンを利用し始めると最終的に支払わなければならない利息の金額が大きく異なってしまいます。

そもそも、頭金を支払えないということは家計に余裕がない証拠と言われることもあります。

そのため、頭金無しで住宅ローンを利用し始めるとマイホーム貧乏になってしまう可能性が高いのです。

不動産の営業では、頭金なしを勧めてくることもありますが、騙されないように気をつけましょう。

2.住宅ローン以外にかかってくる費用について考えていない

マイホームを購入するということは、色々な費用がかかるということを理解しているでしょうか?

住宅を購入するために、住宅ローンを利用すると思いますがそれ以外にもたくさんの費用がかかります。

具体的には、住宅ローン以外にも以下のような費用が掛かってきます。

  • 登録免許税
  • 印紙税
  • 不動産仲介手数料
  • 保証料
  • 融資事務手数料
  • 引越し費用
  • 家具の費用
  • 住み始めてからのメンテナンス費用
  • 水道、ガス、電気などが故障してしまったときの修理費用
  • 税金

これらの支払いがあるのです。

  • 登録免許税
  • 印紙税
  • 不動産仲介手数料
  • 保証料
  • 融資事務手数料
  • 引越し費用
  • 家具の費用

上記の項目については、住宅ローンと一緒に支払いを済ますことが可能です。

これ以外の項目については、マイホームに住み始めてから支払い続けなければなりません。

いままで賃貸に住んでいた方にとっては、メンテナンス費用や修理費用などを支払っていなかったかと思います。

しかし、マイホームを利用するとなるとご自身が管理人となるため、自分でメンテナンスや修理費用を出さなければなりません。

すぐに壊れるものではありませんが、数年に一回は修理が必要になるため費用がかかることを覚えておきましょう。

住宅ローンの返済だけでも、月に10万円以上かかることが大半なので、家計に余裕がないとマイホーム貧乏になってしまうかもしれませんね。

3.将来的に収入が減ることを考えていない

住宅ローンを利用する際に、現在の収入だけを考えている方が多数います。

確かに、将来的な収入の増減をしっかりと考えることは無理ですが、ある程度予測はしなければなりません。

住宅ローンをギリギリで利用してしまうと、将来的に少しでも収入が減った際にマイホーム貧乏になってしまうかもしれません。

また、ボーナス返済という返済方法を利用している方は、ボーナスが減ったときのことも必ず考えておきましょう。

ボーナス返済というのは、毎月の返済金額が減る代わりにボーナスを貰う月に多く返済するという返済方式です。

このボーナス返済を利用する方は、新型コロナウイルスのような病気が蔓延してしまって、ボーナスがもらえないということもあり得るということを考えなければなりません。

それ以外にも、ボーナスが減少することはいくらでも考えられます。

必ず余裕を持った返済計画を立てておきましょう。

もちろん、自分の収入だけを考えていてはいけません。

マイホームを利用する方は、基本的にご家庭を持っている方が多いです。

そのため、夫と妻で共働きをしていることが多いのも現状です。

仮に、子供ができて妻が仕事をやめなければならないとなれば、収入は急激に減ってしまいますよね。

このような状況まで見越して住宅ローンを利用しなければ、マイホーム貧乏になってしまうでしょう。

4.老後のことを考えていない

住宅ローンは基本的に定年退職までに返済しきっておくことをおすすめします。

仮に、退職金や厚生年金などで住宅ローンの返済をしていると、老後貧乏になってしまいます。

マイホームを購入した当初は、お金に余裕があったとしても老後貧乏になってしまっては意味がありませんよね。

老後資金まで考えたうえでマイホームを購入することをおすすめします。

5.繰り上げ返済をすればするほどお得だと思っている

住宅ローンの返済方法の一つに、繰り上げ返済という返済方法があります。

繰り上げ返済をすると、住宅ローンの元金を減らすことができるので総返済額や返済期間を短くすることができるメリットがあります。

これだけ見れば、繰り上げ返済をすることにデメリットはないように思えますね。

しかし、実際に繰り上げ返済をするとマイホーム貧乏になってしまう可能性があるのです。

なぜなら、繰り上げ返済をしすぎて生活費がカツカツになってしまう可能性があるからです。

「早く返済したい、総返済金額を減らしたい」という気持ちはわかるのですが、そのせいで貧乏になってしまっては生活が豊かになったとは感じられないでしょう。

必ず家計を圧迫しない程度に繰り上げ返済をすることは問題ありません。

家計を考えて繰り上げ返済を行いましょう。

マイホーム貧乏にならないための方法を紹介

電卓を持ってOK指をしている女性

ここまで、マイホームを購入して貧乏になってしまう人の特徴について解説しました。

ここからは、マイホーム貧乏にならないためにできることを紹介します。

マイホーム貧乏にならないためにできることは以下のとおりです。

  • 家計を見直す
  • 住宅ローンの借り換えを考えてみる<
  • 住宅ローン控除を利用する
  • 住宅ローンを利用している金融機関に相談する

これらの意識することでマイホーム貧乏を回避することができます。

それでは一つずつ紹介します。

家計を見直す

一番簡単にできることといえば、家計を見直すことでしょう。

出費はいろいろなものがあると思いますが、効果的なものとしては毎月支払っている項目を抑えることです。

例えば、保険ですね。

住宅ローンを契約した方は団体信用生命保険に加入しているかと思います。

団体信用生命保険はしっかりとした生命保険なので、それ以外の保険は解約してしまっても問題ありません。

具体的に毎年どのくらいの保険料を支払っているか確認してみましょう。

生命保険は、平均的には年間38万円程度支払っているとされています。

最頻値としては、12~24万円程度です。

12~24万円の支払いがなくなればかなり家計が楽になりますよね。

これだけでも、毎月の出費を抑えることができるのでおすすめです。

保険以外にも、食費や光熱費など抑えられる部分はたくさんありますよね。

「大して変わらないからやらなくていいや」と考えるのではなく、「塵も積もれば山となる」をモットーに抑えておきましょう。

住宅ローンの借り換えを考えてみる

住宅ローンのせいでマイホーム貧乏になってしまうのであれば、住宅ローンの借り換えをおすすめします。

住宅ローンの借り換えというのは、現在利用している住宅ローンの金利よりも低い金利の住宅ローンに乗り換えることです。

住宅ローンの借り換えをすることによって、最大で数百万円程度の費用削減につながるため、かなりお得になることがわかりますね。

借り換えについては以下の記事で詳しく解説しているため、興味がある方はぜひ参考にしてください。

住宅ローン借り換え審査の完全マニュアル!審査が甘い・通りやすい住宅ローンはあるのか?

住宅ローン控除を利用する

住宅ローンを利用し始めてから10年間は住宅ローン控除を利用することができるということをご存知でしょうか?

住宅ローン控除というのは、年末の住宅ローン残債の1%の金額が所得税から控除される精度です。

例えば、年末の住宅ローン残債が4000万円合ったとしたら、40万円の控除が望めるということですね。

かなり大きな節税に繋がるので、住宅ローン控除を利用していない方はぜひ利用してみましょう。

住宅ローン控除を利用するためには、確定申告をしなければならないので注意が必要です。

住宅ローン控除については以下の記事で詳しく解説しているため興味がある方はぜひ参考にしてください。

住民税から住宅ローン減税されるのはいつ?その詳しい仕組みについて

住宅ローンを利用している金融機関に相談する

住宅ローン控除や借り換えを利用することができないという方もいらっしゃるかと思います。

そのような方におすすめの方法としては、借り入れを行っている金融機関に相談することです。

低金利の借り換えを紹介してくれることもありますし、返済金額を軽減する方法について紹介してくれることもあります。

また、返済期間の延長という手段も提案してくれるでしょう。

金融機関に相談すること自体は無料でできるので、困った際には相談をしてみましょう。

マイホーム貧乏になって住宅ローンの滞納をしてしまうとデメリットがたくさん

ここまで、マイホーム貧乏にならないための方法について解説しましたが、仮にマイホーム貧乏になってしまったさいのデメリットについて紹介します。

マイホーム貧乏になってしまい、住宅ローンの返済すらままならない状態になると以下のようなデメリットがあります。

  • ブラックリストに載ってしまう
  • 住宅を強制退去&強制売却されてしまう

では、それぞれどのようになるのか解説しますね。

ブラックリストに載ってしまう

住宅ローンの返済を滞納してしまうと、滞納した情報が信用情報機関に伝えられてしまいます。

これがブラックリストに載るということです。

ブラックリストに載ってしまうと、クレジットカードも利用できなくなってしまう可能性があります。

現在利用しているクレジットカードについても、分割返済ができなくなるでしょう。

また、新しいクレジットカードを作成しようとしても審査落ちになってしまうことが多いです。

このようなデメリットがあるということを覚えておきましょう。

住宅を強制退去&強制売却されてしまう

一定期間住宅ローンの返済ができなくなると、住宅ローンを利用して購入した物件を強制退去&強制売却されてしまいます。

こうなってしまうと、住宅購入に失敗するどころではなく人生が台無しになってしまいます。

マイホームを購入する前には幸せな生活を想像していたのに、蓋を開けてみれば貧乏生活からの強制退去&強制売却のようなことにはならないように気をつけましょう。

マイホーム貧乏になってしまった人の体験談

最後にマイホーム貧乏になってしまった方の体験談を紹介します。

マイホームにあこがれていて、自分の思うような家を作ったら生活がカツカツになってしまいました。
手放すことは考えていませんが、購入したことを後悔しています。
舞い上がっていろいろなものを購入しすぎたと反省です。

住宅ローンの支払いが終わっても固定資産税と修繕費用は一生続きます。

子供が高校生になってから後悔し始めました。
大学の費用まで出すことができないので奨学金を利用してもらうことになります。

このような体験談と同じようにならないように気をつけましょう。

マイホーム貧乏にならないためにも計画的に返済を行いましょう

憧れのマイホームを購入した結果、貧乏になってしまい後悔する方はたくさんいます。

マイホームを購入する際には、住宅ローン以外にもかかってくる費用についてしっかりと考えておきましょう。

また、返済ができなくなってしまうと人生を台無しにしてしまう可能性があります。

計画的な返済を心がけましょう。

審査が甘い・通りやすい住宅ローンとは?ローン選びと審査のコツを解説

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