住宅ローンはパートやアルバイトでも借りられる?審査に通る方法7選!

「住宅ローンを利用したいけど、パートやアルバイトでも借りられるのかな…?」

パートやアルバイトの方でも住宅ローンを利用したいと考えることはありますよね。

ただ、住宅ローンは大きな買い物ですし、不安に思う方も多いでしょう。

今回の記事では、住宅ローンがパートやアルバイトの方でも利用できるのかについて解説します。

住宅ローンの借り入れを考えている方は、ぜひ参考にしてください。

【この記事でわかること】

  • パートやアルバイトでも住宅ローンを借り入れられるのか
  • パートやアルバイトの方が住宅ローンを借り入れる方法
  • パートやアルバイトの方におすすめの金融機関

※本ページにはPRが含まれます。

住宅ローンはパートやアルバイトでも借りることができる?

住宅ローンはパートやアルバイトの方でも借り入れられるのかについて解説します。

結論から言うと、住宅ローンはパートやアルバイトの方でも借り入れることができます。

しかし、公務員や正社員の方と比べてしまうと、審査に通りにくいというのも事実です。

住宅ローンはパートやアルバイトの方だと審査に通りにくいということを聞いたことがあるかもしれませんね。

審査には通りにくいということは事実です。

ただし、パートやアルバイトの方でも審査に通ることはできるので安心してください。

なぜ住宅ローンはパートやアルバイトだと通りにくい?

では、どうしてパートやアルバイトの方と正社員、公務員の方と審査で差が出てしまうのか気になりますよね。

ここでは、パートやアルバイトの方への審査が厳しい理由について解説します。

一言で言ってしまえば、仕事や収入が安定しないと考えていられているからです。

仮に、パートやアルバイトとして勤めている会社の業績が悪くなってしまったとしましょう。

その際に真っ先に首を切られてしまうのは、パートやアルバイトの方たちですよね。

リストラされてしまったら、住宅ローンの返済ができなくなってしまうか、遅れてしまうことが考えられますよね。

また、リストラされなかったとしても、仕事が減らされてしまったり、ボーナスが減ってしまったりということが考えられるので、パートやアルバイトの審査が厳しくなっています。

住宅ローンは、最長で35年間付き合っていかなければならないローンなので、数年で終わるようなローンではないのです。

その間、ずっと一定の金額を支払い続けられると判断されなければ住宅ローンの審査に通ることはできないでしょう。

パートやアルバイトでも住宅ローンの審査に通る方法

ユニフォームの女性と家の模型次は、パートやアルバイトの方でも住宅ローンの審査に通る方法について解説します。

先程、パートやアルバイトの方だと住宅ローンの審査に通りにくいということは紹介しましたね。

しかし、借り入れができないわけではないので、少しでも借り入れられる可能性を上げる方法を7つ紹介します。

住宅ローンの審査に通りやすくする7つの方法は以下のとおりです。

  1. 3年以上同じところに勤める
  2. 信用情報を確かめる
  3. 頭金を用意する
  4. 借り入れ金額を抑える
  5. 借り入れを考えている金融機関の口座を作る
  6. 借り入れ条件を満たしているか確認する
  7. ペアローンや収入合算を利用する

これらの方法が住宅ローンの審査に通りやすくする方法です。

これだけではわかりにくいので、それぞれ詳しく解説します。

1.3年以上同じところに勤める

住宅ローンの審査内容の1つに、勤続年数という項目があります。

その名の通り、住宅ローンを借りようとしている方の、今の勤務先に何年間勤めているのかを確認する項目です。

勤続年数が短い人だと、離職や転職を繰り返している人だと判断されて、安定的な収入を得られない人だと思われてしまいます。

この項目は、正社員でもアルバイトやパートの方でも関係なく重要です。

ただ、会社員の方であれば、1年以上勤続していればOKですが、パートやアルバイトの方だと3年以上勤続していると審査結果がよくなるでしょう。

そもそも、勤続年数が3年未満だと審査を受けることすらできないこともあるので、注意が必要です。

そのため、最低でも3年間は同じ勤務先に勤めておくべきですね。

2.信用情報を確かめる

続いて、信用情報という項目について解説します。

クレジットカードや車のローンなどの借り入れで滞納したり事故を落としたりしていないか確認する項目です。

仮に、キャッシングやクレジットカードの滞納があると、延滞した記録が残ってしまいます。

延滞した記録を確認されてしまうと、ブラックリストに載ってしまうので、信用情報に傷があるかどうか確認してみましょう。

信用情報は、指定信用情報機関から申し込んで確認することができます。

500~1000円かかってしまいますが、住宅ローンの審査を受ける前には必ず確認しておくことをおすすめします。

また、クレジットカードで滞納を起こしてしなかったとしても、キャッシング枠が設定されているというだけで審査に通りにくくなることがあることを覚えておきましょう。

クレジットカードを作ったときに、何も考えずに登録していて使っていないという方もいるかもしれないので、しっかりと確認しましょう。

住宅ローンを借り入れようとしている方は、その他のローンを全て完済しておくこともおすすめします。

住宅ローン以外にローンを組んでいると、住宅ローンの審査に影響があるので注意です。

3.頭金を用意する

パートやアルバイトが住宅ローンを借りいれたいのであれば、頭金を多く用意することをおすすめします。

頭金が多ければ多いほど、住宅ローンの審査には通りやすくなるので、生活に支障がない程度で用意することをおすすめします。

また、頭金を多く用意することで、最終的に支払う金額が少なくなるというメリットもあります。

なぜなら、利息が少なくなるからですね。

頭金はできるだけ多く用意しましょう。

頭金を多く用意することのメリットは他にもあり、頭金が多く用意されていることで、購入する物件の幅が広がるという点です。

頭金は購入しようとしている物件の1,2割程度でも多いと言われるので、2000万円の住宅を購入したいと考えているのであれば、200~400万円程度を用意できるといいですね。

4.借り入れ金額を抑える

パートやアルバイトの方が住宅ローンを利用したいのであれば、借り入れ金額を抑えることもおすすめです。

例えば、2000万円借り入れようと考えているのであれば、1500万円に減らすとかですね。

住宅ローンは、借り入れ金額が大きければ大きいほど審査に通りにくくなってしまうので、なるべく抑えることもおすすめです。

5.借り入れを考えている金融機関の口座を作る

誰でもできるポイントとしては、借り入れようと考えている金融機関の口座を作ることです。

ただし、作っただけでは審査で有利になることはありません。

借り入れを考えている金融機関の口座を長年使っていることで、信用度が高まります。

そのため、住宅ローンを利用とする数年前から口座を解説しておくべきですね。

「今すぐに住宅ローンを利用したいんだ!」というパートやアルバイトの方であれば、現時点で利用している口座の金融機関の住宅ローンの利用を検討してみましょう!

6.借り入れ条件を満たしているか確認する

そもそもですが、住宅ローンの借り入れ条件を見たしているのか確認しておかなければなりません。

金融機関によっては、勤続年数や年収などを基準にしているところもあれば、それらを一切考慮しないといった金融機関もあります。

そもそも、パートやアルバイトの方の借り入れをしていないという金融機関もあるので、しっかりと借り入れ条件を確認しておかないと、時間の無駄になってしまう可能性があります。

様々な住宅ローンを比較することによって、パートやアルバイトの方でも審査に通りやすいような金融機関を見つけることができるかもしれないので、住宅ローンを利用する前に借り入れ条件を確認しましょう。

7.ペアローンや収入合算を利用する

パートやアルバイトの方だけで借り入れることは、厳しいということは冒頭でお話しましたね。

住宅ローンには、一人で借り入れる方法と、ペアで借り入れるような方法があります。

配偶者の方がいるのであれば、収入合算をして住宅ローンを借り入れるという方法もあります。

収入合算をすると、夫と妻の収入の合計金額で住宅ローンを借り入れることができるようになるため、借り入れ上限金額が上がります。

加えて、住宅ローンの審査に通りやすくなるため、ペアローンや収入合算ができるという方は、ぜひ試してみましょう。

注意点としては、パートの収入を含めることを禁止している金融機関もあるということです。

また、ペアローンや収入合算自体ができない住宅ローンもあるので、必ず確認しておきましょう。

パートやアルバイトが住宅ローンを利用するならフラット35がおすすめ!

ここまで、パートやアルバイトの方が住宅ローンの審査に通りやすくするための方法について解説してきました。

ここでは、パートやアルバイトの方におすすめできる住宅ローンについて解説します。

結論から言うと、フラット35がおすすめです。

フラット35というのは、非正規雇用の方でも正社員の方でも関係なく利用できる住宅ローンです。

フラット35の条件を確認してみましょう。

申込みを行う方の条件 申込時年齢70歳未満、完済時年齢80歳未満の人(最大35年)
日本国籍の人
資金の使用用途 新築住宅の建築資金
新築住宅の購入資金
中古住宅の購入資金
返済条件 返済比率が基準以下であること
返済方法は元利均等払いと元金均等払いのいずれかを選択
6ヶ月ごとのボーナス払い併用も可(借入金額の40%以内)

これらを詳しく解説します。

フラット35の審査は甘いと評判?口コミも紹介

申込みを行う条件

日本人の方で、70歳未満であれば、誰でも住宅ローンを利用することができます。

ただし、80歳までに完済する必要がある点に注意しましょう。

また、日本人と言っても、永住許可や特別永住権を持っている方であれば、外国籍の方でも利用することができます!

資金の使用用途

資金の使用用途は以下と3つに当てはまっている場合です。

  • 新築住宅の建築資金
  • 新築住宅の購入資金
  • 中古住宅の購入資金

これらに当てはまれば何でもいいというわけではなく、以下の条件に当てはまっている必要があります。

  • 住宅金融支援機構が定めた技術基準に適合する住宅
  • 住宅の床面積が以下の条件に適合する住宅
  • 一戸建て、連続建て、重ね建て 70平方メートル以上
  • 共同建て 30平方メートル以上
  • 連続建て…2個以上の住宅を共用の壁で連結して建てた住宅。
  • 重ね建て…2戸以上の住宅を上下に重ねて建てた住宅。
  • 共同建て…2個以上の住宅が廊下や階段などを共用する立て方の住宅。

フラット35は誰でも利用できる住宅ローンではありますが、このような制限がある点には注意しましょう。

返済条件

フラット35では、返済にも条件があります。

特に知っておかなければならないポイントは、返済比率についてです。

  • 400万円未満 30%以下
  • 400万円以上 35%以下

このように定められているので、自分の年収を確認しておきましょう。

ちなみに、住宅ローンの借り入れでは、20%~28%程度が安全に返せる金額とされています。

覚えておきましょう。

パートやアルバイトでも住宅ローンを利用することはできるが厳しいことを理解しよう

住宅ローンは、パートやアルバイトの方でも利用することができます。

しかし、正社員や公務員の方と比べてしまうとどうしても審査が厳しくなってしまいます。

パートやアルバイトの方は住宅ローンの審査に通りやすくするための方法を試してみてください。

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