人生でいつか買うタイミングが来るかもしれない、家。
大きなお金が動くため、住宅ローンを組むという方は多いことでしょう。
そんなときに気になるのが、住宅ローンの“審査”なのではないでしょうか。
クレジットカードのボーナス払いや分割払いを多用しているけど、住宅ローンの審査に影響はないだろうかと不安に思うこともあるはず。
今回は、そんな不安を取り除くべく、クレジットカードと住宅ローンの審査について解説します。
- クレジットカードのボーナス払いは審査に響くのか
- ほかの支払い方は審査に影響があるのか
- 気をつけておきたいクレジットカードの使い方
- 返済負担率とは何なのか
- 住宅ローンの審査に通るために
などを徹底解説。
住宅ローンはクレジットカードで払えるのか、住宅ローンのボーナス払いはどうなのかなども併せてご紹介します。
大きな買い物である住宅、そこで失敗しないためにもぜひ参考にしてくださいね。
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Contents
クレジットカードの「ボーナス払い」住宅ローンの審査に響く?
クレジットカードの「ボーナス払い」は、住宅ローンの審査に影響があるのでしょうか。
結論から申し上げます。
ボーナス払いは、審査に影響を及ぼす可能性があります。
ボーナス払いによる金額が大きければ、「住宅ローンの返済は厳しいだろう」と判断されてしまい、審査で落とされるかもしれないのです。
クレジットカードのボーナス払いは便利ですが、住宅ローンに申し込む時には、0にしておくのが賢明でしょう。
クレジットカードにはほかにもさまざまな支払い方法があります。
住宅ローンの審査に影響があるのは、ボーナス払いだけなのでしょうか。
クレジットカードにはさまざまな使い方がある
クレジットカードは、現金の持ち合わせがなくても買い物を楽しめる便利なものです。
支払い方法もさまざまなものから選ぶことができ、思い思いにお金を使えます。
- 一括払い
- 分割払い
- ボーナス払い
- リボルビング払い
- キャッシング
さまざまある支払い方法、住宅ローンの審査に影響はあるのでしょうか。
1つずつ確認していきましょう。
一括払い
基本的に使うこととなるのが、「一括払い」です。
クレジットカードの利用分全額を一回で払うことができ、手数料もかかりません。
現金での支払いを後回しにしているものの、翌月には引き落とされるため、延滞しない限りはすぐに支払うことができます。
一括払いの場合、住宅ローンの審査には影響がありません。
他の支払い方と違って、長期間お金を借りるわけではありませんし、金利も発生しないからです。
分割払い
「分割払い」は、クレジットカード利用時に支払い回数を決め、それに応じて毎月支払うタイプの払い方です。
高額商品を買うときなどに、分割して少しずつ払えるので便利ですよね。
支払い額を分割できるというメリットがある反面、手数料が発生してきます。
お金を払うのを待ってもらう分、金利があるわけです。
分割払いは、住宅ローンの審査に影響がある払い方となります。
いくつも分割払いをしていれば、当然月々の返済額も膨らんでいきますよね。
24回払いなどもできるため、2年近く返済を続けることもあるでしょう。
そうなれば、住宅ローンの返済ができずに滞ってしまう恐れがあるのです。
分割払いを繰り返していれば、住宅ローンの審査に悪影響を及ぼしかねません。
ボーナス払い
ボーナス時にまとめて支払う方法、それが「ボーナス払い」です。
手数料は発生しないものの、住宅ローンの審査には影響があります。
例えばボーナス払いを2月に利用したとします。
ボーナス月が7月なら、支払いをするのは7月となりますよね。
つまり、ボーナス払いはボーナスの前借りというわけです。
思わぬ出費で、ボーナスが足りなくなることもありえますし、場合によってはボーナスが入らないこともあるかもしれません。
ボーナス払いが重なれば、返済負担も大きくなるため、リスクも高くなってしまいます。
ボーナス払いをしたからといって審査で落とされるわけではありませんが、場合によっては通過しづらくなってしまうでしょう。
リボルビング払い
リボルビング払いは、あらかじめ月々の返済額を定めて支払う方法です。
毎月1万円返済と設定すれば、3万円利用の場合、3か月かけて返済することとなります。
月々の返済額を少なくできるのがリボルビング払いの良いところですが、便利な分手数料も発生してしまいます。
本来支払わなければならないものを、手数料によって返済を待ってもらっているわけです。
金利があるリボルビング払いは、住宅ローンの審査に影響を及ぼします。
リボ払いの支払い期間が長くなればなるほど、利息も膨らんでしまいますよね。
月々の返済額が少なかったとしても、返済期間はとても長く総返済額も大きくなってしまうのです。
返済の負担が大きくなれば、住宅ローンの返済が滞る恐れがあるため、審査でも警戒されてしまいます。
キャッシング
キャッシングは、クレジットカードを使うことで現金を借りられる機能のことです。
あらかじめキャッシング枠を設定し、翌月に一括払いやリボルビング払いなどで借りた分を返済します。
お金を借りられる分、手数料が発生するため、返済負担も小さくはありません。
キャッシングを利用するということはお金を借りている状態であるため、住宅ローンの審査に影響を及ぼします。
ただでさえお金を借りているのに、さらに住宅ローンでお金を借りるのは危険だ、というわけすね。
キャッシングの枠が大きければ、審査で落とされてしまうかもしれません。
気をつけておきたいクレジットカードの使い方
クレジットカードは、使い方によっては住宅ローンの審査で不利となってしまいます。
特に、金利が発生して返済負担が大きくなる場合は注意してください。
返済しなければならない借金を抱えていることとなってしまうため、住宅ローンの審査を受ける前に返済しておくと良いでしょう。
他にも気をつけておきたいポイントをいくつか解説します。
延滞を繰り返していたら審査には不利
たとえ一括払いだとしても、クレジットカードの返済が滞っていれば審査では不利となります。
住宅ローンの審査では、「きちんと返済できるかどうか」が問われるもの。
クレジットカードの支払いを滞納してしまう相手に、最長35年にもなる住宅ローンの返済は難しいのではと金融機関が思うのも不思議なことではないですよね。
住宅ローンの審査に通るためにも、クレジットカードの支払い延滞は避けてください。
使っていなくても審査に影響があるかも
リボルビング払いの枠やキャッシングの枠を設定している場合、要注意です。
実際に使っていなかったとしても、枠いっぱい利用したと扱われてしまう可能性があります。
例えば、キャッシングの枠が10万円だとして、実際に利用した額が2万円だとしましょう。
その場合、2万円しか使っていなくても、枠の上限である10万円で審査されてしまうのです。
使う必要がないのであれば、むやみに枠を大きくしないようにしましょう。
できるだけ一括払いにする
さまざまな支払い方法を選べるのが、クレジットカードの大きなメリットです。
とはいえ、住宅ローンの審査に通りたいのであれば、一括払いを選択するのが無難といえるでしょう。
他の支払い方では審査に悪影響を及ぼす可能性があるため、できるだけリスクの低い支払い方をしてください。
延滞などをしていなければ、過去にリボ払いなどをしていても審査に影響はありません。
むしろ、きちんと返済ができる証明になるため高評価につながるでしょう。
住宅ローンの審査を受ける時に返済しきっていることが重要なのです。
何枚も所持しない
クレジットカードは、持とうと思えば何枚も複数所持できるものです。
キャッシング枠の有無や、延滞しないようにきちんと管理ができていれば特に問題はありません。
しかし、複数枚クレジットカードを持てばうっかり延滞してしまうリスクも高まるもの。
使っていないクレジットカードに、キャッシング枠があり、それが足かせとなってしまう可能性もあります。
使っていないクレジットカードであれば、解約あるいはキャッシング枠の有無を確認しておきましょう。
年収に見合わないお金の使い方をしない
クレジットカードで何度も高額な商品を買っていれば、住宅ローンの審査に引っかかってしまうかもしれません。
毎月のように高額商品を買っていれば、金融機関は「お金を使いすぎているのでは」「いつか返済できなくなるのでは」と警戒します。
クレジットカードは、いつ使ったのか、いくら使ったのか履歴が残るカードです。
年収に見合わない無茶な使い方をすれば、それだけ審査に通る可能性を低くしてしまいます。
将来的にずっと返済し続けられますよ、と金融機関を安心させることが重要なのです。
とはいえ、どうしても買いたいときもあるかもしれません。
そういった時は、クレジットカードを使うのではなく、現金で支払うようにしてくださいね。
返済負担率という考え方
住宅ローンの審査では、さまざまな要素がみられます。
年収・勤務先・勤続年数・家族構成など、重要視される要素はいくつもありますが、クレジットカードという面においてもっとも注意したい要素があります。
それが、「返済負担率」です。
耳馴染みのないこのワード、いったいどういったものなのでしょうか。
返済負担率とは
返済負担率は、年収における年間返済額の割合のことです。
例えば年収1000万円の人が、1年間で200万何かしらの返済をしていれば、返済負担率は20%となります。
住宅ローンの中には、この返済負担率の上限が設定されているものもあるため注意してください。
一般的には、返済負担率30~40%で設定されていることが多いです。
年収が500万円なら、返済額が年150~200万円に相当する住宅ローンが組める、というわけですね。
住宅ローンでいくらの融資を受けられるかが決まる、とても重要な要素が返済負担率なのです。
返済負担率は住宅ローン以外の返済も含まれる
気をつけておきたいのが、住宅ローン以外の返済も負担率に含まれる、という点です。
車のローンなどがあれば、その分住宅ローンにまわせる返済分が減ってしまうことにつながります。
そして残念なことに、クレジットカードの返済も含まれてしまうのです。
例えば、年収500万円で返済負担率が40%と設定されていた場合で考えてみましょう。
返済可能額は200万円となりますよね。
通常ならその200万円を住宅ローン分と考えることができますが、ほかにも負債があればそうはいきません。
クレジットカードの返済分が100万円だった場合、住宅ローンは年100万円までしか借りられなくなってしまうのです。
返済負担率は、滞納を避けるための指標です。
借りられる枠には限りがある、ということを覚えておきましょう。
返済負担率ギリギリはNG
返済負担率40%はあくまで限界値であり、実際に40%の負担率で借り入れるのはおすすめできません。
年収が少なければ少ないほど、返済負担は重いものになってしまうからです。
同じ返済負担率だとしても、年収200万円と1000万円では自由に使える額が異なります。
年収1000万円なら、返済負担率40%でも、返済以外に使える額は600万円もありますよね。
一方年収200万円の場合、返済負担率40%となると、返済以外に使える額は120万円です。
1年間を120万円で暮らすのは難しいといえます。
返済負担率は上限値ギリギリを狙ってはいけないということですね。
目安としては、20%程度が理想です。
生活費を圧迫しない程度にとどめておかないと、返済が困難になってしまう可能性があるため注意してください。
携帯電話の支払いも住宅ローンの審査に影響がある?
スマートフォンを買い替える時なども要注意です。
割賦契約をするのが一般的ですが、この割賦契約が影響を及ぼしてくる可能性があります。
月々の使用量にプラスして、少しずつ端末代金を支払っていけるわけですが、分割払いと同じ扱いになるため、返済負担率に含まれてしまうのです。
返済負担率に含まれるということは住宅ローンの借入額にも関係してくるため、審査にも悪影響が出てしまいます。
気付かぬうちに借金をしているかもしれないため、携帯の契約には注意してください。
未払いにも要注意
月々の携帯代を延滞すれば、当然審査に影響が出てしまいます。
滞納しないよう、きちんと支払うようにしましょう。
もしも延滞を繰り返してしまったら
住宅ローンの審査は、信用情報機関が提供する情報を元に行われます。
クレジットカードなどの延滞を繰り返せば、信用情報に傷がつくことに。
いわゆるブラックリスト入りというやつです。
こうなれば審査に通ることは難しくなってしまうでしょう。
もし信用情報に傷がついてしまっても、一生住宅ローンが組めなくなるわけではありません。
信用情報機関に登録されている情報には、期限があるからです。
過去の金融トラブルなどの情報は、数年たてば抹消されます。
だいたい5年程度で消えるため、もし傷がついてしまったら気長に待つことをおすすめします。
信用情報を確認してみる
自分の信用情報がどうなっているかわからない方もいるかと思います。
もしも不安なら、信用情報機関に問い合わせてみましょう。
郵送・ネット・窓口などで照会が可能です。
手数料はかかりますが、審査に通るためにも確認しておくことをおすすめします。
公共料金の支払いをクレジットカード払いにしていてそれを滞納してしまった、などの思わぬ落とし穴もあるため、注意してくださいね。
住宅ローンの審査に通るために
住宅ローンの審査に通るために気を付けておきたいポイントは8つです。
- 融資希望額を高くしすぎない
- クレジットカードの利用は慎重に
- 頭金を支払う
- ほかのローンは返済しておく
- 連帯保証人をたてる
- 返済負担率が高いローンを探す
- 組みたい金融機関の口座を作る
- 複数申し込むのはありだが申し込みすぎないように
1つずつ確認していきましょう。
①融資希望額を高くしすぎない
住宅ローンでどれくらいの融資を受けたいか、金額を希望することができます。
しかし、その融資希望額が高ければ高いほど、審査の目も厳しいものに。
100万円貸すのと5000万円貸すのでは大違いです。
金融機関を安心させるためにも、年収に見合った希望額を提示するようにしましょう。
もちろん、欲しい住宅に必要な価格をローンで組まなければなりません。
住宅選びの時点から、自分たちの手の届く範囲かどうかは意識しておきましょう。
身の丈に合った住宅、ローンを組むことが審査に通るコツです。
②クレジットカードの利用は慎重に
クレジットカードの利用には注意しましょう。
できるだけ一括払いをする、延滞しない、など無茶な使い方をしていなければ基本的には審査に影響はありません。
計画的な利用を心掛けましょう。
③頭金を支払う
頭金を支払うことは、審査に通るための手段として有効です。
いくらかまとまった資金を先払いしておくことで、「お金に困っているわけではない」「貯蓄がある」という信頼感を持たせることができます。
頭金を支払えば支払うほど、残る返済額も減り審査に通る可能性も上がるので、できる範囲で払っておきたいところですね。
④ほかのローンは返済しておく
もしも住宅ローン以外にすでにローンがあれば、返済しておきましょう。
車のローンなど、「月々の負担をこれ以上増やすと返済できなさそう」と思われてしまえば審査には通らなくなってしまいます。
住宅ローンに申し込む前に、可能であれば他のローンは完済しておいてくださいね。
⑤連帯保証人をたてる
連帯保証人とは、ローンの契約者が返済できなくなってしまった時に代わりに支払わなければならない人のことです。
通常の保証人と比べ、たとえ返済すべき人がお金を持っていても返済に応じなければ連帯保証人が支払わなければならないなど、責任がより重い立場となっています。
夫婦などで住宅購入を考える場合、契約しないほうの人が連帯保証人となることで、より信用度を高めることが可能です。
中にはペアローンといって、夫婦それぞれが住宅ローンを組み、お互いがお互いの連帯保証人となるものもあるので、検討をしてみてください。
⑥返済負担率が高いローンを探す
返済負担率が高い住宅ローンを探すのも一つの手です。
返済負担率が高いほど借りられる額は増えるので、その分入り口が広いといえます。
審査に通るためにも、受け皿が大きな住宅ローンを探してみましょう。
⑦組みたい金融機関の口座を作る
早めに組みたい住宅ローンが決まっていれば、その金融機関の口座を作り利用しましょう。
収入やお金の使い方を相手に知らせることで、より高い信頼を勝ち得ることができます。
長く付き合えば付き合うほど、住宅ローンを組める可能性は上がるため、可能であれば口座を作っておきましょう。
⑧複数申し込むのはありだが申し込みすぎないように
住宅ローンは、複数同時に申し込むことが可能です。
より具体的な比較をするためにも、できればいくつかの住宅ローンを同時進行させるのは良い方法です。
手間はその分かかるものの、時間の短縮にもなりますし、審査に通ればより現実的な比較ができます。
とはいえ、同時に申し込む数は2~4つくらいにしておきましょう。
申し込む数が多すぎると、「なんでこんなに申し込んでいるのだろう」「そんなに必死になる理由があるのか」「いくつか申し込むのであれば返済は難しいのでは」と金融機関から警戒されかねません。
やりすぎないように注意してくださいね。
住宅ローンに関する疑問
住宅ローンはクレジットカード払いにできるのか、住宅ローンもクレジットカードのようにボーナス払いができるのか、という2つの疑問にお答えします。
住宅ローンをクレジットカード払いできる?
結論からいうと、できません。
額が大きすぎるというのもありますが、何より金利が大きく違います。
リボ払いなどの金利は15%くらいですが、住宅ローンの金利は1~2%程度。
また、クレジットカード会社を通すことで受け取る側は5%程度手数料としてカード会社に支払わなければならないというのも、クレジットカード払いができない理由の1つでしょう。
住宅価格の5%はかなり大きいですよね。
もしクレジットカード払いができるとしたら、団体信用生命保険などの保険料くらいです。
住宅ローンでもボーナス払いはできる?
結論から言うと、できます。
ただし、クレジットカードのボーナス払いとは異なるため注意してください。
クレジットカードのボーナス払いは、利用額をボーナス時に支払うという仕組みです。
一方住宅ローンのボーナス払いは、月々の支払いとは別に、ボーナス時にも返済をするという仕組み。
つまりボーナス併用払いです。
住宅ローンのボーナス払いでは、月々の返済料を抑えられるというメリットがあります。
とはいえ、総返済額はむしろ増えてしまう可能性があるため気を付けてください。
ボーナス併用払いを利用するということは、1つの住宅ローンを2つにわけるようなものです。
ボーナス払いを利用する場合、住宅ローンを組む時に返済額の何%をボーナス払いにするか設定します。
月々返済していく分と、ボーナス時に返済していく分の2つにわけるというわけですね。
そうなると、ボーナス払いをする分の返済額には、より長い期間の利息が発生してしまうこととなります。
「たくさんためて払う」よりも、少しずつでも着実に払うほうが利息は少ないということです。
またボーナスが出なかったときなどに困る、というリスクもあります。
クレジットカードのボーナス払いと、住宅ローンのボーナス払いは仕組みが少し違うもの。
住宅ローンをボーナス払いでするかどうかは、よく考えてから決めてくださいね。
おわりに
いかがだったでしょうか。
クレジットカードのボーナス払いはとても便利なものですが、後先考えずに使えば後悔することにもなる支払い方法です。
いざ住宅を買う、となったときに思わぬ足かせとなってしまうことがあるため、普段からクレジットカードの使い方には気を付けておきましょう。
クレジットカードも住宅ローンも、より便利に買い物を楽しむためのものです。
上手く活用して、人生をより豊かなものにしてくださいね。